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僕は韓国に来たとき、確かに自信があったんだ。
非難されることはわかってた。
メンバーにいい顔をされないことも予測していた。
でも、それら全部を丸め込める自信があった。
だけど今の僕にはそれがない。
僕はいつだって、誰かに甘えてなきゃ自分1人では立てないんだ。
DO「大丈夫？ これ卵粥。」
食べれる？と聞いてきたディオヒョンに頷いて体を起こした。
「…ありがとうございます。
あの、もう1人で大丈夫なので移るといけないしリビングでヒョンたちも休んでてください」
SH「え？ でも…」
「僕がEXOに風邪流行らせるわけにはいかないので！ 本当に大丈夫ですから」
にこっと笑って渋るスホヒョンに伝える。
ディオヒョンもスホヒョンもいい顔はしなかったけど、渋々部屋から出て行った。
それを見てホッと一息つく。
「…美味しそう」
ディオヒョンが作ってくれた卵粥。
食欲はなかったはずなのに、スプーンでそれを掬って一口食べた。
「うわ……美味しい」
ディオヒョンは本当に料理上手だなぁ…
またそれを掬って食べる。
「美味しいなぁ…」
あったかいなぁ……
「っ、っ…」
ポタッと一度流れ落ちたそれは、止まることを知らないように次から次へと落ちてきた。
辛いのと悲しいのと嬉しいのと悔しいのと。
いろんな感情が混じった涙。
僕は”EXO”にはなれないんだろうと、この時初めて思った。
いくら頑張ったって既に出来てしまっているチームに心から馴染むことはできない。
それを初日で痛感した。
いくら平気な顔をしていても、僕は辛いんだと認めてしまえばそれは意味のないもので。
寂しいと、思ってしまった。
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yuki(プロフ) - 始めまして。EXOなっちゃいました1はないんですか？ (2017年11月5日 11時) (
レス) id: 62e8510740 (このIDを非表示/違反報告)
pinkpanda(プロフ) - 読みながら感情移入してしまって泣いてしまいました。続き楽しみです！頑張ってください！ (2017年1月1日 13時) (レス) id: 5e202ad6fe (このIDを非表示/違反報告)
もこらいおん(プロフ) - こんばんは。この話とっても見入ってしまい、主人公の気持ちになり思わず泣いてしまいました。とってもいい話です！！ほんとに応援してます。頑張ってください！！！ (2016年12月17日 1時) (レス) id: e5e915468d (このIDを非表示/違反報告)
ミキ(プロフ) - はじめまして。コメント失礼します。読みながら泣いてしまいました。先の展開が凄く気になります。更新頑張ってください。楽しみに待ってます！ (2016年12月17日 0時) (レス) id: bbbf60b42a (このIDを非表示/違反報告)
彩香(プロフ) - 初めまして！この話を読んですぐお話の中に引き込まれました！続き待ってます！更新、頑張って下さい！！ (2016年12月14日 21時) (レス) id: b69e4f71c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あお | 作成日時：2015年5月28日 0時
