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『うぃーす』
私が迎えに行くと言っていたはずだが
及川が白鳥沢に来てた。
なぜゆえ、、
及川「うぃーす…じゃないよ!急に呼び出してさ!」
『デート嫌だった??』
デートという単語を出せば
こいつは拒否はしない
及川「べ、別に、??」
照れながらもそういう彼は
あの日から変わっていなかった。
《君!Aちゃんっていうの?
俺…及川__及川徹!》
そういう無邪気に笑う姿は
私はなんだかんだ好きだったよ。
及川。
「お、姫崎〜、ファッションショー頑張れよ!」
「お!期待してんぜ!優勝候補!」
『応援よろー』
「おう!」
「任せとけ!」
私の顔を見るなり通りすがりの人は
私に声をかけてくれる
及川「ファッションショー??」
『そ、…及川、私には今、あんたの力が必要だ』
及川「!」
そういい彼の手を引きとある場所に向かった。
ーーーーーーー
及川「で、マックかよ」
『座って話せる場所って言えばここが当たり前でしょ』
及川「それはそうだけど、、!」
はぁー、少しでも期待した俺が馬鹿だった
と言っている彼。
まぁ、内容的には
Aから助けを要求されることはめったになかったので期待した。ということらしい。
『まぁ、まぁ、落ち着きたまえよ』
及川「で、要件は」
『まぁ、耳に入ってると思うんだけど、
11月末に文化祭があるの。それにファッションショーに出るんだけど』
及川「ファッションショー?はクラスの出し物ってこと?」
『あー、違う違う。ミスコンの優勝者だけ』
及川「あー、なるほど………っては!?」
そして、及川は
目の前に居る私を上から下まで
流れるような視線で私を見た。
『なに?w』
及川「まじか。ミスコンね、、、で?」
『ドレスはオーダーメイドなんだけど…
それで及川の力を借りたい』
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甘党 - まだ、続いて欲しいなぁ,,, (2021年10月15日 22時) (レス) id: 577366e2a2 (このIDを非表示/違反報告)
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