白鳥沢学園のマネ 4 【ハイキュー！】【白鳥沢学園】 (ページ50)

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その頃、体育館にて

「あれー？北どこいった？」

尾白がみんなに問いかける。

角名「従兄弟さん連れてくるそうです」

侑「は！？なんやて！？」

治「どうしたんや、そんな血相変えて」

北信介は常に1番にやってくる男であったが、今回ばかりはカバンだけが置いてあり、本人はいなかった。スマホや財布取られても知らんで。なんて思っていたらスマホと財布はしっかりと彼の手元に抜き取られていた。流石である。抜け目がない。

侑「あの鬼嫁来るんか！うわ！！どないしよ！」

治「鬼嫁って、、ユースの合宿終わってから毎日言いよる人やんな？そんなに怖いんか？」

侑「怖いもなんも北さん2号みたいな人なんよ！」

大耳「そんなん言うんやったら本人たちに聞かれても知らんからな」

角名「北さんの従兄弟。。」

稲荷崎のメンツはとても緊張していた。あの宮侑が恐ろしいと言ったのだ。怖いと、恐怖を感じると言うのだ。ストレートにものをいう男だ。どんな人が来るのかとても楽しみである

尾白「従兄弟さんってトプ画の人ちゃうんか？」

侑「その人っすよ！可愛い顔して性格に問題があるんです！」

治「ふーん。」

侑「まじで会いとうないんすけど！逃げていいっすか！」

治「ダメや、諦めろ」

北に会うことよりも北の従兄弟に会うことを拒む男。宮侑。
周りのメンツがどんどんどんな人が来るのかとワクワクさせていく。

やはりこちらでもトプ画問題が繰り広げられていた。白鳥沢も稲荷崎も互い互いで大変だったみたいだ。

「__体調は大丈夫かいな」

「うん、問題はないかな。ありがとう」

門の隙間から聞こえる北の声と一人の女の声。
なにか察したのか宮侑は全身に鳥肌がたっていく。まるで地獄でも見たかのような反応に角名も銀も治も、笑いを堪えるのに必死であった。

「遅れてすまん」

そういう人は主将の北信介の姿であった。
そして、入ってきた1人の女に宮侑は叫んぶのである。

「出た！！！鬼嫁や！！！｣

北信介の従兄弟であろう人に指を指し叫んだ。

『「は？」』

宮侑は死ぬ運命な男であるに違いなかった。

さよなら、宮侑。