白鳥沢学園のマネ 4 【ハイキュー！】【白鳥沢学園】 (ページ32)

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改めて思った。

『施設デケェ』

久しぶりに出た言葉であった。

以前、火焼に連れられてここに来たことがあった。でもあの時は歳が1桁の時であり、バレーに関して右も左も分からない状態。でも、たった一つ、唯一理解出来ていたことがあった。

_楽しそうにバレーしてるな。

他の人たちよりも圧倒的にバレーを愛していたことを。

A「こら、君。関係者以外立ち入り禁止だよ。」

『あの、関係者なんですが。。』

A「は？？何を言ってるだ。君見るからにして高校生だろ？」

ごくたまに信じてもらえないのである。
とても悲しい。ひーちゃん呼ぶか？いや、忙しいか。。

『高校生ですけど。関係者なんですって！』

信じて貰えないとこれから先に入ることも
仕事をすることも出来ない。来た意味がなくなる。

雲雀田「やっと来たか。A」

『あー、ひばりん！』

A「ひばりん、、！？」

B「ちょ！先輩なにしてんすか！
あの姫崎さんですって！噂のオリンピック代表選手を決めるキーパーソンの人すよ！」

『は、、？？』

雲雀田「ごめんね、この子
関係者なんだ、通してもいいよね。ありがとう」

A「左様でしたか！申し訳ございません。どうぞお通りください。」

雲雀田「行くよ、」

『ちょ、、え！』

有無を言わさず雲雀田は私に着いてくるように指示する。
うわー、背中がデカい。。ムカつく。。

オリンピック、、？

キーパーソン、、？

え、どういうこと、、まって。。

本当に意味がわかんない。。。

『ね！ひばりん！待って！』

聞いてない、本当に聞いてない。
初耳だよ。

『ねぇ、オリンピック代表を決めるキーパーソンって何。』

雲雀田「………」

確かにバレーは好きだけど、
誰かを影で支えるのも好きだけど
自分が主要な人物になるのは好きじゃない。

目立つのは嫌いだ。

『ごめんだけど、

今の私にはバレーを続ける資格はないの。』

現実を見てよ。

高校生の私が日本代表を決めていい人材ではない。

そんな脳力持ってないし凄いやつでもない。

『ひばりん、私ね。マネージャー止めようと思うの』

もう卒部したんだから
いい加減離れさせてよ。

成人してもバレーに一途すぎても笑われてしまうわ。
親にもバレーボールのマネージャーはほどほどにしろって言われたんだから。。