白鳥沢学園のマネ 4 【ハイキュー！】【白鳥沢学園】 (ページ21)

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北信介side

Aが寝た。

白鳥沢のこと前の試合について触れた途端コレだ

＿泣けなかったんだな。

いや、

＿泣かなかったのか。

Aをおんぶして家まで向かう。

忘れていたであろう道のりも

何故か軽くて一直線に迷うことなく

足が進んでいく。

【姫崎 A マネージャー業最優秀賞】

月刊バリボーで大きく見出しにのった
コイツの顔写真と名前、そして賞状

その時、Aの存在が遠く見えた。

3年になるまでレギュラーさえ
入ることが出来なかった俺とは違い

バレーをしていた身を生かしマネージャーという業績を素晴らしいものへしていた彼女

もし、一緒にバレーが出来てたらな

白鳥沢じゃなく稲荷崎だったのなら

どれほど高みへ行けただろうか、

その後のバレーで現れた

【牛島若利ユース】

その際に書かれていた記事で
牛島若利は当時のことを話していた。

《オレは小さい頃からボールに触ってきたが半分以上はマネージャーのAのおかげだ。言わなくても伝わる、やりたいことが良く改善されて生かされる。

オレはAに感謝している。》

初めこの記事を見た時
「愛されてるんやなぁ」

なんて他人事やったけど。

久しぶりにあって理由がわかった。

この子は色々試行錯誤して
自分に今1番欲しい解答をくれる

望んでいたモノが
いつの間にか手のひらの上にあるように

「やっぱり、凄いなぁ」

Aは

努力の天才や

お互い遠い存在だと思っていた。

お互い違う目標がありそれぞれに進んでいたと思った。

しかし、それは

すれ違いだったのだ。

お互い努力の天才で,

目標を掲げたモノ同士ということを

「おつかれさん。」

自分の心は何故か心地が良かった