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女「石森〜」
男「腹減ったんだけどー」
女「何か買って来てぇ」
男「俺ウインナーロール」
女「ほら、行けよ」
羽「…」
男「お、財布?」
…財布なんか出すわけない
男「ん?」
そんなにお腹が減ってるなら…
女「え?」
女「は?」
パシャッ!!
三人「「「うわぁ!?」」」
これでも飲んでいればいい!!
女「は、はぁ?!」
男「おっまえ!!何のつもりだよ?!」
羽「…あ」
男「あぁ?!」
羽「あっ」
界「すげぇな、何やってんの?」
友「大丈夫ー?」
男「大丈夫じゃねぇよ!!」
界「…ほら、言えよ。昨日のこと」
界”誰かに言えよ、助けてって”
羽”誰、に?”
界「俺に」
羽「…」
界「…あーまたかよ、うぜ。はい『た』」
羽「…『た』」
界「『す』」
羽「_たすけて」
あの日から、、、
界「よく出来ました」
私には硯くんが全てだった。いつも虐められている所を助けてもらって。高校だって、硯くんが《似合う》って言ってくれたからで_。
界「_おい、そこのブスとブサイク」
三人「は!?」
界「次こいつに何かしたら、、、俺が許さねぇから」
女「はあ!?」
男「うっせーし!!」
女「ば、ばーかばーか!ば、、」
雅「…ねぇ、さっきから何の騒ぎ?」
貴『…また、君たち?』
女「つ、月影に硯?!」
貴『…ねぇ、中学の時、俺言わなかったっけ?石森に手ぇ出すなって』
三人「ヒッ!」
貴『毎回毎回さぁ、ホント懲りねぇよなぁ、お前ら』『…いい加減にしろよ』
硯くんに凄まれて逃げて行った三人。それにしても、硯くんが怒った?今まで、怒ったことなんて一度もなかったのに、、
雅「はぁ、本っ当に面倒くさいよねぇ、あいつら。三浦たちも気ぃ付けなよ?多分あいら諦めてないからさ」
貴『…石森さん、大丈夫?』
あぁ、まただ。いつもこうして私のことを助けてくれる_。
石森羽花、高校1年生、春。呪いが解ける_
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桜姫(プロフ) - 続き楽しみにしてます!頑張ってください! (2021年3月12日 19時) (レス) id: 670fa4772c (このIDを非表示/違反報告)
滅夜(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってください! (2020年12月30日 22時) (レス) id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:迦楼羅 | 作成日時:2020年10月5日 12時