Alchemist.9 ページ9
エターシャside
エシャ「私が今話したこと全て引っ括めて、明らかにここは私の知らない土地です。
大雑把に言えばここは私の知る世界では無い、異世界。または並行世界
ショウタさん目線から言えば私という存在は異世界人、という事になりますね」
相澤「嗚呼、そうらしいな」
エシャ「！…そんな簡単に信じてくれるんですか？」
おとぎ話のようは曖昧な話。
そんな話にショウタさんは耳を傾けてくれる所かあっさり信じてくれた。
お人好しというかなんというか
不思議な人だな、この人は。
相澤「こんなに証拠があるのに信じないわけが無い。それに俺自身納得する部分が2つある。
まず1つは、俺がお前を見つけるその時まで気配がしなかったという点だ。
多分だが、気配がしたその瞬間にお前はここに来たんだろうな。
あとは物的証拠だ」
物的証拠…？
ショウタさんの言葉に首を傾げると、すっと懐から手帳をだした。
……ん？あの手帳どこかで……
あ、あ！！あの手帳私の…！？
相澤「これはお前の手帳だ。
勝手ながら身元確認の為中身を確認したが」
エシャ「見たんですか中身！？！？
ちょっ、それ返してください！やだ恥ずかしい！！」
あわあわと顔が赤くなるのを感じた。
私の手帳には錬金術の研究暗号が書かれているだけ…なのだが……。
恥ずかしいとこに他人に見られないからといってその研究暗号を"その日出会ったカッコイイ男性日記"という半分本気半分冗談で暗号化していた文章なので傍から見ればもうホントにそのまんまにしかみえないのだ。
弟にも見られないようにしていたのに…
かぁ、とさらに赤くなるのを手で覆い隠した。
お、終わりだ…
すると何を思ったのかショウタさんはニタァァとし始めて日誌を私の目の前でプラプラと左右に揺らした。
相澤「そんなに恥ずかしいの？この手帳の内容」
エシャ「な、いや、ちが……返してください！！」
ばっと勢いよくショウタさんの手から手帳を強奪(というか取り戻した)した。
意地悪だなこの人…
キッと親の仇のように睨むと「真っ赤な顔して睨まれても怖くないよ」と言われてしまった。
むっ……
相澤「俺は別に手帳の中身を読んだとは言ってない。ただ確認しただけだ」
口元は包帯のようなもので隠れているがまだ笑っているんだろう。解せぬ。
というか、え？
どういうこと？
ショウタさんの言葉の意味が理解できず、頭の上に疑問符を浮かべた
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清緑(プロフ) - つぐみさん» ご愛読下さりありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです✨欲張りな設定で書かせてもらっているので批判が来ないものかと思っていましたが、そのお言葉にホッとしました。 (9月20日 20時) (
レス) id: 7776606820 (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - ヒロアカもハガレンも好きなので読み始めました！読んだのはまだ序盤のみですが夢主も可愛くて面白いですし、最推しの相澤さんが最初からお話に関わっているのが個人的に凄く嬉しかったです。 (9月17日 14時) (レス) @page12 id: b201dc98c8 (このIDを非表示/違反報告)
清緑(プロフ) - 悠羽さん» ご愛読下さりありがとうございます！質問の件に関しましては私のミスです()下書きでの主人公の名前を凜々奈という名前にしてあるのでそのままになってしまってました…ご指摘ありがとうございます、見落としてたので本当に助かりました…！ (8月25日 10時) (レス) id: 7776606820 (このIDを非表示/違反報告)
悠羽 - とても面白いです。ハガレン×ヒロアカはなかなかないのであの質問なのですが 主人公の日本での名前が凛々菜なのか(名前)での名前なのか定まっておられないのようなので名前がコロコロ変わって気になってしまい... (8月24日 14時) (レス) @page39 id: 1c3272f205 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：清緑 | 作成日時：2023年8月11日 23時
