Alchemist.13 ページ13
エターシャside
エシャ「ここがショウタさんのお家ですか？
なんか汚いですね」
相澤「余計なお世話だ」
私が目を覚ましてからずっと思ってた事だが、本当に…本当に失礼だけどショウタさんってくたびれてるよなぁと思っていた。
髪切ったり髭剃ったりすればそれなりに見えるのに、と不思議に思っていたりもした。
そして今。
ショウタさんの家へ上がらせて貰うと案の定と言った具合だ。
エシャ「居候の身でこんなこと言うのもアレですが…ショウタさん大人なんですから綺麗にしようと思わないんですか？」
相澤「合理性に欠く」
エシャ「私にとっては……いえ、何でもありません」
これ以上なにか口出ししようものなら容赦なくここから追い出される気がしたので辞めておいた。
まぁ、住まわせて頂くだけ有難いと思うことにしよう。
ショウタさんに「そこに座れ」と言われちょこんとソファに座る。
すると自然と目の前のものに目が行く訳で……。
何あの黒くてデカイ四角い箱
ショウタさんがキッチンからティーカップを2つ持ってこちらを見ると、「しまった」と言わんばかりのバツが悪そうな顔をした。
エシャ「どうしたんですか？」
相澤「いや…エシャブラックいけねぇだろ」
エシャ「いけますよ。というか大好きです」
するとショウタさんは意外なものを見るかのように「そうか」と言い私にティーカップをくれた。
ありがとうございますと感謝してから私はコーヒーを1口だけ含んだ。
ショウタさんも私の隣に座ると同じように嗜む。
相澤「…お前、さっきから思ってたが随分マセてるな」
エシャ「誰がマセガキですか。
これでも私今年で20になる身ですよ」
少しむっとしつつも平然とコーヒーを飲みながら言うと「ブフッ」というコーヒーを吹く音がした。
ばっと横を向くとむせているショウタさんがいた。
大丈夫ですか！？と背中を摩ると大丈夫だと返事が帰ってきた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 76人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
清緑(プロフ) - つぐみさん» ご愛読下さりありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです✨欲張りな設定で書かせてもらっているので批判が来ないものかと思っていましたが、そのお言葉にホッとしました。 (9月20日 20時) (
レス) id: 7776606820 (このIDを非表示/違反報告)
つぐみ(プロフ) - ヒロアカもハガレンも好きなので読み始めました！読んだのはまだ序盤のみですが夢主も可愛くて面白いですし、最推しの相澤さんが最初からお話に関わっているのが個人的に凄く嬉しかったです。 (9月17日 14時) (レス) @page12 id: b201dc98c8 (このIDを非表示/違反報告)
清緑(プロフ) - 悠羽さん» ご愛読下さりありがとうございます！質問の件に関しましては私のミスです()下書きでの主人公の名前を凜々奈という名前にしてあるのでそのままになってしまってました…ご指摘ありがとうございます、見落としてたので本当に助かりました…！ (8月25日 10時) (レス) id: 7776606820 (このIDを非表示/違反報告)
悠羽 - とても面白いです。ハガレン×ヒロアカはなかなかないのであの質問なのですが 主人公の日本での名前が凛々菜なのか(名前)での名前なのか定まっておられないのようなので名前がコロコロ変わって気になってしまい... (8月24日 14時) (レス) @page39 id: 1c3272f205 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：清緑 | 作成日時：2023年8月11日 23時
