ぶりっ子女はかっこいい (ページ13)

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まあ、帰ったらすぐ寝てしまったというバカな女です

あはは

え、むり
絶対何か言われるじゃん

え、もしかして〔昨日の続きだぁ！〕とか言われたり

〔なんで逃げたあー！〕とかいわれるの？

無理！無理です！

体も心もぼろぼろ

あ、運命の王子様！こっちよー！

とか変なこと思いながら事務所の廊下を歩いていると

男1「え、まじBTSとか言うグループ調子乗ってるよな」

男2「ほんとそう！この前俺の彼女がお弁当持ってきてくれたんだけど、BTSに俺の場所聞いたら、近づくなとか言われてて泣いてたんだよ」

男3「は？なにそれ、最低じゃん」

男1「あ、今からボコしに行く？」

男2「いいじゃん！行こ！女泣かせたんだったらそれくらいされなきゃな？」

あれれ？聞いちゃったよ？
練習室の中から声が、BTSという言葉が聞こえたと思ったら

これだよおおおおおお！え、私止めに行ったほうがいい？今からボコすとか物騒だな！

『ちょっと待ったああああ！！』

私はつい！つーい、扉をバンッと開けて漫画のような発言をした

バカああああ！！頭大丈夫？あ、ここは漫画の世界ここは、漫画の世界

『ふははははははははは！！』

男2「なんだよこいつ」

男1「もしかしてお前さっきの話聞いてたのか？」

男3「ちっ、こいつもやっちゃおうぜ、こんな弱そうな女」

そう言って男が私の肩に触れた

『さわんないでええええ！』

触られた瞬間ぞわぞわとして思わず相手を投げ飛ばしてしてしまった

男3「てめぇ、何しやがる」

男1「このこと社長に言ったらどうなるんだろうね、君クビかな？」

残念ながら私のアッパなんです。あはは

『うはははは！残念これは正当防衛だし、さっきのやつは録音させてもらいました』

男2「て、てめぇ！も、元はと言えばBTSのメンバーが俺の彼女に『何もわかってないくせにそんなこと言うなよカス』

っ、」

私はぷつんと何かが切れた

『あ、てめぇらはもしかして嫉妬ですかあ？自分たちよりBTSが上だから？ホントは彼女何か心配してねぇだろ？そんなことで私の優しいバンタンをいじめられちゃあ、困るねええええ！』

男たちは、ひぇ！なんて言って部屋から出ていった

何がひぇ！だよ

『ったく、近ごろの若者ときたら！』

JN「ねえ、見ちゃった」

『きゃあああああああああ！！』

JN「ﾋｬｯﾋｬｯﾋｬｯ、そんな驚かないでよ」