百五十一時間目 ページ7
業「体育倉庫にあったボール、こんな事したら俺等の中で先生として死ぬことぐらい分かってんだろ。あの教師バカの怪物にしたらくだらない真似して俺等の信用を失うことは暗殺されることと同じぐらい避けたい事だと思うけどね」
渚「うん。僕もそう思う」
カエデ「でも、そしたら一体誰が…?」
優月「偽よ」
カエデ「不破さん」
優月「体色、笑い方、間違いなくこれは…偽殺せんせーよ!!ヒーローもののお約束!偽者悪役の仕業よ!!!」
優月ちゃん?
優月「と言う事は、犯人は殺せんせーの事を熟知してる何者のか。律!私と一緒に手がかりを探してちょうだい!」
律「はい!」
業「その線だろうね。なんの目的でこんな事するのは分からないけど…何れにせよこう言う噂が広がることで賞金首がこの街にいられなくなったら…元も子もない…俺等の手で真犯人をボコってタコに貸し作ろうじゃん」
生徒「はい!」
カエデ「永遠の0…」
夜
優月「ふふふ、体も頭脳もソコソコの名探偵参上♪」
渚「やってることはフリーラン二ングを使った住居侵入だけどね」
渚君、それ言ったら終わり…
寺坂「んで、不破よ。なんで真犯人は次にこの建物を選ぶってわかんだよ」
優月「ここは、某芸能プロの合宿施設。この二週間、巨乳ばかり集めたアイドルグループが新曲のダンスを練習してるって…」
律「はい、犯人の傾向から考えるとここが狙われる確率99.78%」
優月「しかも!明日は合宿最終日!真犯人がこの極上の獲物を見逃すはずはない!」
寺坂「なるほど…」
手前の草むらに黄色い丸いものが動いていた…
カエデ「あ」
渚「殺せんせー。なんだ、先生も真犯人を追って…」
寺坂「どう見ても盗む側の格好だな」
優月「見て!真犯人への怒りのあまり下着を見ながら興奮してる!」
寺坂「あいつが真犯人にしか見えねーぞ!」
業「ん?ねぇ、あっち」
カエデ「誰か来た」
渚「黄色い頭の大男!」
やっぱり…真犯人は別にいた
寺坂「あの身のこなし…ただもんじゃねぇ!」
真犯人は下着の前を通ると同時に下着を盗んでいる
カエデ「やばい!逃げられる!」
殺せんせー「捕まえた!よくも、私に化けて羨ましい真似してくれましたねぇ!」
羨ましいんだ…
殺せんせー「丸裸にして隅から隅まで手入れしてやります!」
渚「なんか、下着ドロより危ないことしてる人みたい…」
業「笑い方も行動通りだしね」
………………………………………………………
次回、偽物
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yuu(プロフ) - 麗さん» ありがとうございます!!ノロノロですがこれからもよろしくお願いします!! (2019年2月10日 10時) (レス) id: 5dc842c5b3 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 初めまして、麗と申します。 作者様、一言申し上げても良いでしょうか?…………控えめに言って最高です!一気に読ませていただきました。とてもとても素敵です! (2019年2月6日 17時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - 一匹狼さん» そんなに褒められたらずに乗りますよ!?毎度毎度ありがとうございます!! (2017年7月17日 18時) (レス) id: 5dc842c5b3 (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - 初めまして!一匹狼です!あの、一言いいですか?……最っ高過ぎます。(;・∀・)← すげェッスよ。マジで← (2017年7月17日 7時) (レス) id: 0ae5f44b77 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ナナさん» 初めまして!のろのろ更新ですがよろしくお願いしますヽ(*´∀`)ノ (2017年7月16日 23時) (レス) id: 5dc842c5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白石香本乃 | 作成日時:2016年9月9日 23時