百七十二時間目 ページ28
教室
机の上には進路調査の紙が乗っている
まだ白紙だ
私は何をしたいのかな…
渚「っ！？これ中村さんが書いたんでしょ！！」
渚くんの進路を見ると志望校は女子校
第一希望の職業がナース
第二希望が…メイド
渚「なんで勝手に人の進路歪めてんの！？」
莉桜「君には男の仕事は似合わわんよ」
業「渚くん。卒業したらタイとかモロッコに旅行しよ？今はタイが主流だって」
渚「業くんはなんで僕から取ろうとするの？はぁ…」
杉野「進路なぁ。地球を滅ぼすって言ってるモンスターに相談ってもなぁ…」
私の…進路…
教員室
殺せんせー「さて。真禅院さん。貴方の夢は第一希望が…」
A「薬剤師です」
殺せんせー「真禅院さんの学力があれば余裕でしょう。しかしそれは何故です？」
A「私は昔から様々な薬に触れてきました。何の薬にどのような効果があって、禁忌があることも理解しています。薬は一歩間違えれば毒になる。しかし、人の命を救うためには必要不可欠。そんな大切なものを作るのに私も携わりたいと思ったからです」
殺せんせー「良い顔です。今まで決められた道を歩んできた真禅院さんには自分で道を選んで欲しいと私は考えていました。お母様には反対されませんでしたか？」
A「母の家系は古風な流派の元締めなんです。その他にも着物や振袖などを扱っていたりしています」
殺せんせー「いつか継がれるんですか？」
A「…いえ。お弟子さんがたくさんいるし、私は分家に当たるので継がなくても大丈夫だそうです」
殺せんせー「それは良かったですね」
A「はい」
私はカバンから本を出し言う
A「余裕があれば小説も書こうと思っているんです」
殺せんせー「小説好きですもんね」
A「はい」
殺せんせー「その『夏の貝殻�掘戮虜郤圓凌秦輝］族蹐気鵑老豈鐚圓任垢�？」
殺せんせーは分かっているだろうに聞く
A「私の叔父です」
殺せんせー「いい叔父様をお持ちですね」
A「遠くに居るので全く会えていないですけど…血縁者の中で私のことを1番大切にしてくれる人です」
殺せんせー「貴方に心の支えである人がいてよかった」
A「卒業したら叔父の方に行きます」
殺せんせー「大変でしょうが幸せになることを願っています」
A「ありがとうございます」
………………………………………………………………
次回、母親
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yuu(プロフ) - 麗さん» ありがとうございます！！ノロノロですがこれからもよろしくお願いします！！ (2019年2月10日 10時) (
レス) id: 5dc842c5b3 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 初めまして、麗と申します。 作者様、一言申し上げても良いでしょうか？…………控えめに言って最高です！一気に読ませていただきました。とてもとても素敵です！ (2019年2月6日 17時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - 一匹狼さん» そんなに褒められたらずに乗りますよ！？毎度毎度ありがとうございます！！ (2017年7月17日 18時) (レス) id: 5dc842c5b3 (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - 初めまして！一匹狼です！あの、一言いいですか？……最っ高過ぎます。(；・∀・)← すげェッスよ。マジで← (2017年7月17日 7時) (レス) id: 0ae5f44b77 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ナナさん» 初めまして！のろのろ更新ですがよろしくお願いしますヽ(*´∀｀)ノ (2017年7月16日 23時) (レス) id: 5dc842c5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白石香本乃 | 作成日時：2016年9月9日 23時
