百七十一時間目 ページ27
業「社会的？」
A「身体が弱い娘は使い物にならない。父は私を捨てる」
業「離婚するのか…」
A「やっとだよ。やっとここまで来た。私は母の方について行くし。普通になれる」
業「Aの言う普通は普通じゃない。母さんもやばいだろ」
業はやっと安心したのか少し笑う
A「そうだね。でも父よりは幾分かましよ」
視線を落とし言う
A「少し学校を休む。殺せんせーには言ってあるから分からないところまた教えて欲しいな」
業「…うん。待ってるよ」
A「ありがとう」
数日後
理事長「残念だよ」
A「すみません」
理事長「いいや。君が悪いわけではないことは知っているよ」
A「改めて"一般"の生徒としてよろしくお願いします」
理事長「よろしくね。真禅院さん」(しんぜんいん)
ついに私と父と母は離婚
私は真禅院となった
教室
A「おはよぅ」
11月になって肌寒くなってきた
セーターを着込み
髪を下ろす
？「Aちゃん！！！」
A「はい！」
カエデ「どうしたの！？」
A「ん？」
渚「茅野。あまり聞かない方がいいんじゃ…」
A「ああ…私もう校長も娘じゃないから特別扱いもされない。普通の生徒になれたんだ」
私は嬉しそうに言う
陽菜乃「Aちゃん。本校舎であれだけ言われてたもんね…」
前原「それにしても…"真禅院"って」
磯貝「名簿書き直した方がいいかな…」
メグ「もう11月だしそのままでいいんじゃない？」
ひなた「またすごい苗字だね」
A「母がそっち方面の人だから…あんまり気にしないで」
莉桜「かっこいいじゃん！！私なんて平凡な中村だよ？どこにでもいそうでやだ」
莉桜ちゃんは本心からかっこいいと思っているのだろう
瞳が輝いている
A「ありがとう」
少し安心する
やっぱりE組は居心地がいい
それにしてもイリーナ先生の様子が少し変わった
A「イリーナ先生何かあったの？」
ひなた「少しね。Aがいない間に色々なことがあったんだ」
A「へぇ。またおいおい聞かせてよ」
ひなた「もちろん！」
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次回、進路
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yuu(プロフ) - 麗さん» ありがとうございます！！ノロノロですがこれからもよろしくお願いします！！ (2019年2月10日 10時) (
レス) id: 5dc842c5b3 (このIDを非表示/違反報告)
麗 - 初めまして、麗と申します。 作者様、一言申し上げても良いでしょうか？…………控えめに言って最高です！一気に読ませていただきました。とてもとても素敵です！ (2019年2月6日 17時) (レス) id: 8656a872ff (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - 一匹狼さん» そんなに褒められたらずに乗りますよ！？毎度毎度ありがとうございます！！ (2017年7月17日 18時) (レス) id: 5dc842c5b3 (このIDを非表示/違反報告)
一匹狼 - 初めまして！一匹狼です！あの、一言いいですか？……最っ高過ぎます。(；・∀・)← すげェッスよ。マジで← (2017年7月17日 7時) (レス) id: 0ae5f44b77 (このIDを非表示/違反報告)
yuu(プロフ) - ナナさん» 初めまして！のろのろ更新ですがよろしくお願いしますヽ(*´∀｀)ノ (2017年7月16日 23時) (レス) id: 5dc842c5b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白石香本乃 | 作成日時：2016年9月9日 23時
