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霊園を出る頃には、もうすっかり夕方だった。

私は家路を急いだ。

「あら。白鳥くんに高木くんじゃない。」

とあるお店の前に見知った刑事二人がいた。

「あ、片瀬さん!」

相変わらず大型犬のようなテンションの高木くん。

「張り込み?」

私が尋ねると、白鳥くんが答えてくれた。

「まぁ。そんな感じですかね。実は…ここに爆弾を仕掛けたという知らせが届いて。どうもガセみたいですけど。」

「…そう。それは、良かった。」

「片瀬さんは今日は何処に?」

私はフッと笑う。

「数年前の今日、吹っ飛んじゃった親友と元恋人を弔いに行ってきたのよ。」

高木くんが明らかに表情を暗くした。

「大丈夫!もう、整理はついたから。暗い顔しないで!」

そんなことを話していると、またもや見知った声が聞こえた。

「あれ?Aさん!」

「美和子!それにコナンくん達まで!」

スーツ姿の美和子に子どもたちだ。

「実況見分の帰りで。あの、良かったら今からカラオケでも行きませんか?」

美和子は今日という日を知っているから、敢えて気を使ってくれているようだ。

「ええ。そうしようかしら。二人はどうする?」

「参加させて下さい!」

勢いよく志願した高木くん。

一方、白鳥くんは断ってしまった。車に乗って帰るようだ。


「じゃあ行く?」

私達はカラオケに向かって歩き出した。

しかし、次の瞬間。


ドォーン


鈍く、でも鋭い、爆発音が響いた。

私達はハッとして音の方を振り向く。

「白鳥くん!?!?」

私は駆け出す。

…爆発したのは、白鳥くんの車だったのだ。

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やっち(プロフ) - 終わりですか? (2022年6月25日 18時) (レス) @page43 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
暁月真愛(プロフ) - ayaさん» ハマっただなんて…!嬉しすぎるお言葉です!!これからいよいよクライマックスに迫ってくるので、是非楽しんでくださると嬉しいです(*^^*) (2021年6月14日 7時) (レス) id: e1d6d9168c (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - はじめまして!とても面白いくてめちゃくちゃハマりました!松田さんはどんな気持ちで天国から見てるのか気になります、、(;_;) (2021年6月13日 21時) (レス) id: 4bc46bbce4 (このIDを非表示/違反報告)
暁月真愛(プロフ) - 紗那さん» まさかあんな3秒クオリティの前文で興味を持ってくださるとは…!嬉しい限りです!!テスト頑張ります…泣 (2021年5月23日 22時) (レス) id: ffc33c4c65 (このIDを非表示/違反報告)
暁月真愛(プロフ) - ふくろうさん» 先日もコメントをくださってありがとうございました!おあずけしちゃいましたね…笑 是非楽しみにしていてくださると嬉しいです! (2021年5月23日 22時) (レス) id: ffc33c4c65 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:暁月真愛 | 作成日時:2021年5月16日 17時

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