恋をしたのは赤い毒林檎 (ページ47)

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アップルさんとディズニーランド4 ページ47

私は、思い出す。昨日の事。

ジャックさんから、このアトラクションの前で告白された。

しかも、私がアップルさんが好きだって事も気づかれた。

ア「A？」

私「えっ、何ですか？」

ア「Aが、悩んでいるような顔をしていたので。」

私「まぁ。」

ア「どんな悩みですか？」

私「恋の悩み………。いっ、いえ。なんでもありません。」

何言ってるんだ、私！本人の前で！

ア「まさか、ジャックに告白されたのですか。」

私「まぁ、そうですね。」

ア「返事はしたんですか？」

私「はい。断りました。ジャックさんとは、友達でいたいので。」

ア「あっ、そうですか。」

ふぅ。私がアップルさんのこと、好きって気付かれなくて良かった。

そう話していると、順番が来た。私が左側に乗る。右側は女王様が多く出てくるから。

ア「A、上を見てください。」

女王様だ。上から私たちを見ている。

最初から女王様が出てくる。鏡に「鏡よ。鏡。世界で美しのは誰？」と聞くシーンだ。

そして、白雪姫を殺すため醜い老婆の姿になる。

恐ろしい森を通り、七人の小人の家へ。

白雪姫と小人が踊っている。そこへ女王様が、白雪姫に毒林檎を渡す。白雪姫は、倒れる。

しかし、小人たちが女王様を追いつめると、女王様は崖から落ちてしまう。

アップルさんは、手で目を覆っている。