リビングにいたのは ページ40
私は、お風呂に入った後、リビングに向かった。
明かりがついていたので、誰かまだ起きている。
ア「おかえりなさい。A。」
私「アップルさん。まだ起きていたんですね。」
ア「はい。あなたを待っていたんです。」
私!?
ア「アップルティーをどうぞ。」
私「ありがとうございます。」 私は、一口飲んだ。
私「とても美味しいです。」
ア「それは良かった。」
私「ふぁ〜。」私は、あくびをした。
ア「そろそろ寝た方がいいですね。」
私「そうですね。」
私とアップルさんは、階段を上がった。
私が扉を開けると、窓が開いていた。そして、風でカーテンが揺れていた。
私「何で開いているんだろう。」 私は、背後に気配を感じた。
振り向くと、腕を掴まれた。掴んだのは、黒い影でおばけみたいに足がない。
私は、手を振り払おうとしたけど動けなかった。そして、
私「っ…………………。」 声が出ない。 どうすれば良いのか。
アップルさん…………………。助けて…………。 影は、私の手を強く握っていく。
アップルさん…………………!
もう、ダメかもしれない。
私はそう思った。
恐怖で胸がいっぱいになり、涙が出てきた。
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作者名:黒羽根 ルーナ | 作成日時:2018年1月10日 16時