恋をしたのは赤い毒林檎 (ページ37)

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ジャックさんとディズニーランド4 ページ37

キャ「お足元にご注意して下さい。」

私たちは乗り物から降りた後、出口へと向かった。

ジャックさんはレベル2、私はレベル4で、私が勝った。

ジャ「Aちゃん、強いな～。」

私「小さい時、お父さんとよく戦っていたの。でも、今は………。」

ジャ「あっ、ごめんね。大丈夫？」

私「うん。ごめんね。ちょっと、思い出しちゃって。」

ジャ「僕がいるから。」

私「うん。」

ジャ「じゃあ、アリスのティーカップ乗りに行こう。」

私「うん。」

ティーカップは、早く乗れた。そして、ジャックさんがめっちゃ回した。

その結果、目がすごく回った。

私「愛也君、ハニーハントに乗ろう。」

ジャ「いいよ。」

私たちは、ハニーハントに並んだ。

私「愛也君、リクルーティング、最近どう？」

ジャ「うーん。まあまあ、かなぁ。でも、りんごよりは成功してると思う。」

私「そうか………。」

ジャ「Aちゃんは、学校どうなの。」

私「楽しいよ。友達と話したりするの。」

ジャ「どんな話をするの？」

私「授業の話とか、友達の話とか、恋バナとか。」

ジャ「Aちゃんは、好きな人いるの？」

私「えっ、別に私は。」

ジャ「え～。ほんとにぃー。」ジャックさんは、ヴィランズの顔をした。

私「えっ、えっと、どうでしょうね～。」

ジャ「僕には言えないの？」

私「うん。」

ジャ「そっか～。」

だって、アップルさんって言えないじゃん。