きみの名前は? ページ11
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女の子はしばらく僕の顔を見つめた後、すぐに俯いて考え始めた。
少しするとまた僕の顔を見つめ、控えめに微笑み、ポツリポツリと話し始めた。
「私は・・・今まで人を信じたことがありません。
信じたことがないというよりは、信じれなかったというほうが正しいですが・・・。
なので正直なところあなたを信じていいかも、信じられるかも分かりません。
初めて会ったし、名前も知らない。
だから・・・」
女の子はそこで黙ってしまった。
僕は女の子が少しでも話しやすくなるようにと思い、とりあえず名乗ることにした。
「話してくれてありがとう。
僕も昔にいろいろあって、誰も信じられなかった時期があったから、君の気持ちはよくわかる。
だからね、無理に話してくれなくていいよ。
話したいことだけ話して。ね?
そしたら楽になれるかもよ。
少しだけ肩の荷降ろして楽になろ?
それから、僕の名前は相川真冬だから。
あなたじゃなくて、真冬って呼んで。
そっちのほうが話しやすいでしょ?
・・・きみの名前は?」
女の子は静かに口を開いて、
「秋田・・・。秋田梨々愛です」
と名前を教えてくれた。
梨々愛ちゃんは、僕に少しだけ微笑むと、さっきのの続きを話し始めた。
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歌い手さんはまふまふさんでした!
まふまふさんと梨々愛さんはどうなるのでしょうか?
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作者名:未零 | 作成日時:2018年9月5日 21時