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あの後はまた眠りについてしまったのだろうか、目が覚めると時刻は夜中の3時を指している
喉が渇いてとりあえず部屋を出ようと扉を開ける
廊下は電気がついていて、それはきっと誰かがまだ起きていることを示している
少し賑やかな音がする方へ向かうとそこはリビングだった
扉を開けたら、誰一人寝ている人はいなくて
みんなの目が一斉にこちらを向いた
JM「A、おはよう。よく眠れた？」
「おはようございます。はい、ありがとうございます」
HK「堅苦しいね笑。もう家族なんだから、リラックスして話してよ！」
「かぞく？」
JN「？僕らは家族でしょ？？」
「…」
彼らの言う家族は
大好きだった両親に裏切られたも同然な私に対する同情ではなくて
何も考えずに、ただ当たり前に言い切るような言葉だった
それはなぜだかとても嬉しかった
「…ありがとう」
JN「なにか飲む？」
「じゃあ、ココアを」
JN「りょーかい」
ソファの下に腰を下ろそうとすると、Aと呼ばれ振り向く
JK「ここ、…くる？」
ソファに座っている自分の隣を叩く……ジョン、グク？
「ありが…とう…」
JK「ん」
この人とはイマイチ距離感がつかめない
あと、あの人だ
私に親の映像を見せた、ユンギさんだっけ
少し独特なオーラを放っていてこの2人には近寄り難い
JN「はい、ココアここに置いとくね」
「ありがとう、ジンさん」
JN「ジンオッパって呼んでよ笑」
「ジンオッパ…?？」
JN「そ」
そう言うとスタスタとキッチンへ戻って行った
JK「A」
「っはい」
JK「俺もオッパって呼んでいいから」
「え？」
JK「家族だし」
「あ」
JM「そうだね、僕らはもう兄妹でお兄さんだからさ」
「ジミンさん…」
JM「ね？A？」
「ありがとう…ジミン、オッパ」
JM「いいえ〜」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
この人に触れられると本当に懐かしく感じる
安心感があるって言うのかな？
少しくすぐったいや…笑
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作者名：ひまりの | 作成日時：2021年1月8日 18時
