アッパのところにおいで【BTS】

ぽんぽん痛い ページ38

HK side




HK「う〜漏れる〜〜」





誰かがトイレに入って10分





まだ出る気配なし





誰だよ！泣
僕もうそろ限界なんですけど






ｺﾝｺﾝｺﾝｯｺﾝｺﾝｺﾝｯ


HK「ねぇ！誰!?まだ〜？？！」






聞こえてきたのは可愛い声






「ホソク、アッパ…？泣」






え、A？
泣いてる？なんで？、





HK「A？どした？」



「あのね、ぽんぽん…痛いのぉ泣」





お腹痛かったのか






HK「うんちさん出る？」



「ｸﾞｽｯ出ない〜〜〜泣」






困ったな





俺もトイレしたいし、でも愛娘がお腹痛いだなんて…






HK「A、ずっとトイレいてもお腹冷やすから、出ておいで。あっためよう？」



「ｸﾞｽｯうん」






ｼﾞｬｰｯ




ふぅ、僕も何とか一件落着





先にAをリビングに行かせたけど、早く様子見に行かないと







ｶﾞﾁｬ


HK「A〜？」



JK「あ、ホソギヒョン」





ソファでくつろぐジョングクを発見した






HK「お、ジョングガ。A見なかったか？」



JK「ここにいます」





ソファを覗き込むとグガに膝枕でお腹を摩ってもらっているAの姿が





JK「A、お腹壊したみたいです」



HK「あぁ、ずっとトイレこもっててさ」





そうだったんですか。と撫で続けるグガ




おでこに汗が滲んで痛そうに苦しそうにするAを見るとこっちまでつらくなる




何かお腹の痛み止めはないかとお薬コーナーを探す





なんとか一つだけ残っていた薬





でもそれは錠剤で、粉タイプではなかった





小さい子に錠剤はまだ早いだろう





頭をフル回転させて考える




少量のゼリーに混ぜて飲ませてみようと、Aの元へもっていく







HK「A、一口だけ食べられる？これ食べたらすぐよくなるから」



「いたい〜〜〜泣」



JK「頑張ろう。一口だけ」



「んぅ、あー」







あーんと口の中へ入れる





良かった。問題なく飲み込んでくれたようだ





それからもしばらくグクにお腹を撫でてもらって、少し眠ってしまった





それから15分






JK「あの、ホソギヒョン」



HK「お？」



JK「僕、これからバイトなんですけど、変わって貰えますか？誰かいないとA起きちゃうんで」



HK「変わってあげたいのは山々なんだけど、僕もこれから予定があるんだ…」

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