黒と蝶4【伏黒恵】

番外編1 ページ12

「空翔〜！！絶世の美女モデルが来てやったわよ〜！！」







「おーす！久しぶりー！」









「皆さん会いたかったですっ！！」









「悪いな、押しかけみたいになって」









「全然！！嬉しいッスよ！それに、皆さんが応援来てくれるならバリバリ勝てそうです！」









「空翔はそんな事されなくても無敵じゃん」









ここは、黒羽宅。事の発端は、Aの弟である、空翔のサッカーの決勝大会があると知り









「その辺り、丁度休みじゃない？」









「まじ？！応援行こーぜ！空翔にも会いたいし！」









と言うことで泊まりで黒羽家に遊びに行くことになった。









「本当に空翔強いんだな！」








「そうなの！これ勝てば、プロから声かかるかもしれないんだよ！」









Aはずっと嬉しそうに空翔の話をしていた









大事なんだろうな









何故か津美紀のことを思い出した









………あいつも俺の事そう思ってるのだろうか









「よぉし！マリカーやるか！」









「あんた、私を飽きさせない程度には腕磨いたんでしょうね？」








「自信ありありですよっ！！負けません！」









「ほら！伏黒とAも！」








げっ、俺もかよ









「さては、伏黒、あんた負けるのが怖いのね？」






「ちげーよ」







はぁ…ため息をつく









「恵もやろう？」









「……仕方ねぇな」









「何よ、Aの言うことは聞いちゃって」









「聞いちゃって」









「るせえ、こっち見んな」









ニヤニヤしながら此方を見てくる2人の視線がウザイ









2人にはもう付き合っていることは言っている









虎杖には祝福され、釘崎には殴られ









散々だった









それから俺たちは暫くゲームで遊んだ

・→←作者から

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す