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「お、お水飲んで!」

『はぁーい』

普段の可愛さプラス酔ってほわほわしてる大介くんに
母性本能が擽られる

「あ!溢れてるよ!」

ティッシュで濡れた服と口元を拭いてあげ
視線を感じ見上げると
ニコニコとこちらを見ている

「どしたの?」

『お世話してくれてるー』

「ぅ、うん...」

『いいねー!こう言うのー』

『お世話ついでにさ!ここ来て』と
ソファに座り直した大介くんが隣をトントンと叩く

横に座るとゴロンと横になり私の太腿に頭を乗せた

『膝枕ー』

戸惑ってる私をよそに満足そうな表情で目を閉じる

「寝るの?」

『寝ないよー?ちょっと休憩ー』

太腿に乗せられた大介くんの髪を指でとかす
ふわふわな髪

『くすぐったーい』

「ごめん笑」

今度はそっと頭を撫でる

『あー、ダメよ、それ』

「やだった?」

『違う、寝ちゃう』

「いいよ、寝ても」

『えー、嫌だー』と言ってから数分後
案の定、大介くんは寝てしまった

近くにあったブランケットを大介くんに掛けてあげる

「寝顔子供だねー 笑」








『Aー』
『ねぇー?』

「あ...」

目を開けると申し訳なさそうな表情をした
大介くんが居た

『ごめん寝ちゃった』

「私も」

『寒くなかった?俺だけブランケット...』

「大介くん暖かいし、こっちはツナ居たから」

『俺が寝てる間に仲良くなってる笑』

大介くんが寝てから暫くすると
寄ってきてくれたツナ

大介くんの横に居座るスペースがないからか
私の横で丸くなりおやすみモードに入った


「今何時?」

『んとね、0時前笑』

「え!こんな時間までごめん!」

『俺が寝たからだしー』

「しんどくない?」

『寝たらすっきりした』

「じゃあ、帰るね」

『え?』

「...え?」

今度は不思議顔の大介くん

「あ、...あの、あとちょっとだけ居てもいい?」

『もちろん!』

「足痺れちゃって 笑」

『わぁー!ごめん!!』

『大丈夫?』と私の脚を触ろうとするけど
痺れた足への刺激を阻止したくて手を押さえる

『え〜!!』

「痺れてるの!触ったらダメなやつ!」

大介くんを阻止したと思ったら
私の足にぴょんとツナが乗ってきて
思わず「わぁ!」と声が出た

その声にびっくりしたのかツナは飛び降りて走り出す

『あははは!!』

「もぉー!笑い事じゃないって〜」

そのまま耐えて、少し脚を動かしてみた

「あ、大丈夫そう」

『えー、もう?面白かったのに 笑』
っていたずらっ子な表情で笑う

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作者名:りんこ | 作成日時:2023年12月16日 4時

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