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大ちゃんがお風呂に入ってる間に
今日持ってきた荷物を片付ける
この部屋使ってって用意してくれた私の部屋
クローゼットに設置した棚に
持ってきた物を入れていく
本当は部屋に飾りたいけど本人がいるのに
引かれるかなと思ってこっそりと飾る推しのグッズ達
トントン
「Aちゃんいる？」
「うん！」
「開けてい？」
「あ、待って！」
クローゼットを閉めて
「はい！」とドアを開ける
「何してたの？」
「荷物片付けてたの」
「手伝う？」
「もう大丈夫！」
「そっか！お風呂入ってきなよ」
ササッとお風呂を済ませ出ると
「お水入れてるから飲みなー」
「ありがとう」
んー、やっぱり優しい
「大ちゃん明日何時から仕事？」
「明日は朝からだからAちゃんと一緒に起きるよ」
「じゃあ起こすね」
「お願いしまーす」
「あ、そうだ、2人で決めた約束覚えてる？」
「覚えてるよ」
「言ってみて？」
「もし喧嘩しても一緒に寝る事
お互い無理はしない
隠し事はしない」
「うん、正解っ！」
「だけどさ、何か隠し事してるでしょ？」
「え！？」
「バレバレなんだよぉー」
「ご、ごめん…」
「言ってみ？何隠してんの？」
言うより見せた方が早いかと思って
大ちゃんを部屋に連れて行く
「これ…」
「おぉ！すげぇー！めっちゃあんね！！」
うちにあるのは大ちゃんも知ってたけど
見せた事はなかった
引っ越す時も「うちにあるよ」って言われて
実家に置いてくるって事にしてたから
「持ってきたんだ 笑」
「うん、大事だから」
「なんで隠してたの？」
「うちにあるって言ってたし、大ちゃんいるのに
飾るのも違うのかなって思って…」
「ごめん！気ぃ使わせちゃったね」
「俺の趣味部屋見たでしょ？
俺も推しめっちゃ飾ってるし！気にせず飾って！」
「いいの！？」
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作者名：りんこ | 作成日時：2023年9月24日 23時
