最後の推し 2 (ページ4)

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「ただいまぁ！」
「おかえり！」
「うわ！いい匂いするー」
「今温め直してるからね笑
手洗ってきてー」

「うんっ！」って子供みたいに手を洗いに行く

急いで洗いに行った大ちゃんを見て
「かわいい」って思わず言葉に出る

大ちゃんが戻ってくる間、ご飯の用意をしてると

「手伝うよ」って。
前にお手伝いを断ると拗ねちゃった事があって
それからは手伝ってもらってる

「あとは？」
「じゃあ、最後これお願い」
「はーい」

「できたっ！うまそぉー！！」
「じゃあ食べよっか！」

『いただきます』

「ん！うまっ！」
「笑よかったぁ」

美味しそうに食べてくれると作った甲斐がある

「Aちゃん、泊まってくでしょ？」
「いいの？」
「当たり前じゃん」

ご飯を食べ終わりお風呂も済ませて
ゆっくりした時間を過ごす

「今日起こしてくれてありがとうね」
「間に合ってよかったよー」
「Aちゃんいなかったら危なかったわ笑
明日は朝から仕事だからAちゃんいるし安心だ」

一緒に住もうよって話

自分から言いにくいな

「どしたの？」
あ、悩んでるの顔に出てたのかな…

なんでもないって誤魔化したけど
バレてますよー？って

「何かあるなら言ってみ？聞くよ？」

「一緒に住もうって話って生きてる？」
「い、生きてる！！」
「私…ここに引っ越して来てもいいかな？」
「マジなやつ！？」
「うん、迷惑でなければ…」

「大歓迎っ！！」って抱きしめられる

「いつ！？今日から！？このまま住んじゃう！？」
「さすがに今日からは無理だよ笑」
「なんでよ、いいじゃーん」
「うちの契約とかあるし」

良かった。断られなくて