最後の推し 2 (ページ21)

今日:39 hit、昨日:49 hit、合計:26,781 hit

21 ページ21

刺激の強い格好で寝てるAちゃんをベッドまで運んで
寝かしつけた

「無防備するわ。俺の彼女」

昨日の記憶もないみたいだし
仕事の事も忘れてるかな…

ふっかと康二に
「Aちゃんに昨日の事内緒な！」って
釘をさすメールを送る

Aちゃんが起きるまで動画を見たりと時間を潰すけど
それはもちろん寝てるAちゃんの隣で。

時間を潰して数時間後、寂しさの限界な俺は
Aちゃんの頭を撫でたり
ほっぺをツンツンとつつく

何回かつつくと反応があったから
ぎゅっと抱き寄せる

「大ちゃん…おはよ…」
「もうこんにちはだよ笑」
「あ、こんにちは笑」

「どう？」
「もう大丈夫みたい」
「良かった」
「ありがとう、大ちゃん。
私ね、ほんとに好きなの
好き過ぎてどうしようってなるくらい」
「俺も大好きだよ笑」

「私ずっと大ちゃんと居ていいの？」
「当たり前じゃん」
「ありがとう…」
「ずっと居てくれないと困るし、俺」

「笑それは大変だ笑」
「そう！大変な事になるの！笑」

「ふふふ」って昨日と同じ笑い方する

「ねぇ、何でさっきから笑ってるの？」
「んー？笑」

「あのさ、私、仕事辞めてもいいの？」
「いいよ」
「じゃあ、辞める。ずっと大ちゃんの事支える」

「笑」

「もぉ、なんなの？？真面目に言ってるのに」
「ごめん、でも、昨日も同じ事言ったよ笑」
「え！？」

全く同じ言ったぁーって今度は俺から抱きしめる

酔った勢いとかじゃなくて良かった