20 ページ20
頭の痛さで目が覚めると
ちゃんとパジャマを着て寝てた
隣には大ちゃんも寝てて
痛む頭に手を当てながら時間を確認する
「11時！？」
「ん〜？どしたの？」
「大ちゃん、11時だよ」
「よく寝たね〜」
頭の痛さに布団に横になると
「二日酔い？大丈夫？」って聞かれて
「途中から記憶が…」って言うと
康二くんに飲まされてダウンしたって教えられた
「おもてなしするつもりだったのに…」
「ちゃんと謝っといたから大丈夫」
2人とも今日はお休み
「今日はのんびりしよっか」って
色々考えてたのに私の二日酔いのせいで
予定が白紙になってしまった
「これ飲んで、後水分も取って」
「ごめんね、ほんと…」
昨日の片付けもしてくれたらしい…
「普段見れない姿だから嬉しい」って笑ってくれるけど
ほんとに申し訳ない…
「寝てなね、俺風呂入ってくるから」
「私も後から入る」
「じゃあ、一緒に入ろ」
嫌だ！無理！って断ったけど
二日酔いでしんどいでしょ？って
バスルームに連れ込まれた
「無理ならすぐ出すから言ってね？」って言うけど
恥ずかしすぎる
「頭は自分で洗った方が楽だから」って
ちゃんと優しいのに
「体は洗ったげる」って意地悪もする
「もぅだめ…出る…」
二日酔いと恥ずかしさで耐えれなくなって
先に出た
髪も乾かさず着替えだけしてソファに倒れ込んだ
少ししてから大ちゃんが出てきて
「わぁ〜！なんちゅー格好してんの！」って
上を着るのが精一杯で下は下着のみ
「ごめん…限界だった…」
「可哀想に」って私を抱えベッドまで運んでくれた
「起きたら治ってるから、寝てな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 314人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りんこ | 作成日時：2023年9月24日 23時
