最後の推し 2 (ページ12)

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大ちゃんが拗ねてる笑

「かっこいい部類かもしれないけど
私の推しには敵わないから」
「え！？」
「私の推しは誰だっけ？」

「お、俺！」

「正解っ！」

恥ずかしそうだけど嬉しそうに笑う大ちゃん

可愛過ぎるっ

「なーんも心配する事ないよ？」
「うん、ごめん」
「嫉妬したの？」
「うん…」

「ありがとう」
「え？」
「嫉妬されるとか嬉しくて笑」

好きって事だもんね、私の事

調子乗って上から言ったけど
恥ずかしくなって下を向くと

「ほんと大好き」って抱きしめてくれる
「私も大好きだよ」

「Aちゃんは嫉妬しないの？」
「する時あるよー」
「あるの！？」
「人気アイドルだもん、私の彼氏笑」

「でも、お仕事だって分かってるし
アイドルの佐久間大介はみんなのものだから」

「私はプライベートの佐久間大介に愛されてるって
伝わってるから大丈夫！」

「Aちゃんっ！」

「あ、大ちゃん、ご飯は？食べたの？」
「まだ食べてない」
「何か作ろっか？」
「今日は何か頼むよ、ラーメン食べたいし笑」
「え、私も食べるっ」

その後ラーメンを2つ頼んで一緒に食べた

「この時間の背徳感やべー」
「明日浮腫むかも笑」
なんて言いながらペロリと完食し

お風呂から出た大ちゃんに
「明日浮腫むの心配？」って聞かれて
「そりゃ浮腫まないのが一番かな」って言うと

「じゃあ、汗かいた方がいいよ！」って言われ

私が寝付いたのは3時頃…