addict

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夜景を見ながらフルーツやケーキを摘む

「さっくんこれ好きでしょ？」
「美味しいね」

って笑うAちゃんの顔は少し赤くなってる

飲ませ過ぎたかな？笑

まぁいいお酒だけあって美味しいもんなー

「さっくん、ここ来たことあるの？」
「ないよ？」
「え！？」
「何で え！？ なの笑」
「いや、なんかスマートだから…」

「実はさ、Aちゃんと行ける所前から調べてたんだぁ
夜景って言われてここだと思って
今日行けるか確認してくれって 康二に頼んだ 笑」

「そうだったんだ 康二くんにお礼言ってね？」
「ちゃんと言ったから大丈夫！」

急な予定で早くから会えるようになったのに
こんな所泊まるってなったら
俺の御用達って思ったのか 笑

「遠征の時とかはセキュリティちゃんとしてる所
泊まらせてもらうけどプライベートで
普段はこんなホテル使わないよ？
今日は特別！」

「特別？」

「俺の大切な人のお願い聞く日だから」

これはあの顔だ…

「ねぇ！私が言ったから とか思わないでよ！？
俺がしたくてしたんだから！
分かった？」
ってほっぺを両手でぎゅっとしたから
Aちゃんの唇が自然と尖らせる

唇を尖らせながら「わかった」って言うけど
ちゃんと言えてなくて 笑

面白いし可愛い

「いい子」って頭を撫でると
目を閉じて嬉しそうに撫でられる


「まだ飲む？」
「さっくんは？」
「後1杯だけ飲もうかな」
「じゃあ私もそうするー」

「んー！おいしっ！ 」

幸せそうにフルーツをつまみながら
お酒を飲むAちゃん

しかも着てるのはバスローブ

改めて見ると凄すぎるやつだな

「さっくんどしたの？大丈夫？」
「Aちゃんに見とれてた」
「もう！やめてよー」

聞かれたから答えたのに 笑

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