＋７１話＋ ページ31
真side
朝輝…
俺はベッドの上でずっと考えていた。
Aは今、朝輝を探しに行ってる。
嫌な予感しかなかった。
何かが起こる…
そう感じた。
確かに俺と朝輝は友達。
と同時にずっと側にいた幼馴染でもある。
だから…
朝輝がAに抱いていた思いのことにも気づいていた。
最初は別に気にすることも無かった。
それに朝輝は可愛くて人懐っこいいい奴だ。
どうせAに彼氏ができるのなら朝輝がいい…
そんなことも思っていたのだが…
歳を重ねていくうちに朝輝はおかしくなった。
Aへの思いが病的なものになっていたのだ。
「自分の物にしたい」「どうやったらAを手に入れられる？」
そんなことを思い始めたのだった。
口にしていたわけではないのだが…
感じた。
空気を感じたんだ。
危ない。
それが俺の思ったことだった。
朝輝をAに近づけちゃいけない。
本能的に感じ取ったのだ。
そして朝輝は…
恭平そっくりだ。
またAが怖い目にあったら…
俺は…
護らなくちゃいけない。Aを。
でも今の俺じゃすぐにダウンだ。
誰に助けを呼べばいい…？
俺は机の上においてあった携帯をにぎった。
アドレス帳から助けを求められる人を探す。
颯。
そうだ。颯に…
俺はボタンを押すのをやめた。
颯といるところを恭平に見られたら…
またAを恐怖にさせてしまう。
じゃあ…
俺はアドレス帳の目が入った人を見てためらった。
でも…
一番今来たほうがいいのは…
こいつだ。
嫌だった。
嫌だったけど…
俺はボタンを押す。
少しの間コールが鳴る。
そしてあの声が耳に響いた。
『もしもし』
真「今すぐ…家に来い。Aを助けてくれ…ゴホッ」
『…わかった。』
それだけで通話は終わった。
Aを頼む…
真「恭平…」
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晴れの空(プロフ) - 紫音さん» そうなんですか？！私の作品が初めてなんて…ｗリアルに感じていただけたのなら何よりです…！！違う作品も見てくださるなんて感激です！！本当にコメありがとです！！ (2014年10月16日 16時) (
レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
紫音 - 初のヤンデレ小説を読みました！ヤンデレ怖いっすね…; 晴れの空さんが文章書くの上手くてめっちゃリアルに感じて怖かったです…けど、すごく続きが気になりました。面白かったです！違う作品も見てきますね！ (2014年10月14日 22時) (レス) id: 6f5cb1dca5 (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - 月霜＊魅瑠華さん» 本当ですか？！ありがとうございます〜！！コメをくださるなんて…！！すっごく嬉しいです♪私は全然すごくなんかないですよ？！文才なんてなさすぎて困ってるんですよ！！ (2013年10月11日 15時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
月霜＊魅瑠華 - 1章から読みました！(どうしてもコメントしたくなったので2章にコメを…；；)晴れの空さんすごいです！！文才あり過ぎです！！ちょっとでも分けてもらえまｓ(( (2013年10月11日 13時) (レス) id: d8c3a68c2e (このIDを非表示/違反報告)
晴れの空(プロフ) - 羅菜さん» ありがとうございます！！超嬉しいです////またこの続編でもよろしくです♪ (2013年10月4日 18時) (レス) id: a874ec453e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晴れの空
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ika/
作成日時：2013年8月29日 11時
