愛、夢、希望。

驚きの現実 ページ14

私、二人の関係に本気で向き合ってなかった。

他人のことだって思って、私はただ怒ったり悲しんだり、喜んだり…

全然二人の気持ち、考えてなくて、とりあえず
私さえ自由な生活できればいっかぐらいの気持ちだった。

こんなんじゃダメだ。

自分のことだろうと人のことだろうと、本気で向き合って関わりあっていかなきゃいけなかったんだ。

てか私、めっちゃかっこいいこと言ってる？

待て待て、まずは目先のことを考えよう！！

｢ねえ翼、あなたは、秀君のこと、好き？｣

｢…はい、それはもちろん！
(本人の前では恥ずかしいけど…///)｣

｢じゃあ、秀君は、翼のこと、好き？｣

｢当たり前だよ！僕は…翼のこと、本気で愛してる！！｣

…ちょっと秀君に引いた。

だけど…

ほんとにどうしたらいいんだろ？

…その瞬間。

｢秀〜！！！いるーーー？｣

一言で言うとぶりぶりっと…したような声が部屋中に響いた。

すると、秀君が叫んだ。

｢え、、、茜？！｣

あれっ…。

私は何かを察知した。

この、茜っていう人と秀君…

付き合ってる…感じ？！

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