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弐拾弐▽太陽 ページ27

「ツッキー、遊びに来たよ〜」

鳳仙との戦いが終わって数週間後、ウチと万事屋の三人は太陽が眩しく輝く吉原に来ていた。
あの時、銀時たちが太陽を打ち上げてから、ここの皆はよく笑うようになった。

いや、常夜の時も笑ってたよ?

でも、その時とは確実に違う、一人一人の笑顔。

――本当の笑顔

月詠「Aか。どうしたんじゃ」

「ツッキーに会いに来た(真剣)」

月詠「そうか。…わっちも、会い…たかった」

…おっほほーう?

「ちょ、ツッキー、ちょっ、ツッキー、もう一回言って」

月詠「嫌じゃ。二度と言わん」

「えー、ツッキー! あぁもうツッキー!」

月詠「すぐに抱きつくな! 暑いだろう!」

「そやなあ、そやなあ! 私らのラブラブパワー、熱いなあ!」

月詠「違う、太陽じゃ」

「……チッ」

月詠「舌打ちか!!」

「えへへ」

こうやってツッキーもだいぶ表情が明るくなって、日輪のお店を手伝ってるみたい。

まぁ、よかったよかった。

銀時「……俺たちの空気感半端ないんだけど」

新八「それ言ったら負けですよ」

神楽「そうアル、この小説はAが主人公アルからな」

銀時「俺は?」

神楽「銀ちゃんは原作アル。原作でも主人公感無いけどナ」

銀時「あぁ?」

新八「あー、もー、喧嘩は止めてくださいよ!?」

なんやらあの三人は楽しそうやけども。

日輪「あら? 来てくれたの?」

「日輪!」

晴太「A姐!!」

「晴太! 久しぶり〜!」

数週間で晴太はちょっと成長してるし、日輪も花魁やっただけあって、美人な団子屋さんになってる。

「どう? 新しい吉原は」

日輪「楽しいわ」

そう言って微笑んだ日輪は、化粧をしてた時より、花魁として歩いてた時よりも、空に出ている太陽よりも、輝いていた。

「…そっか」



江戸に新しい町が出来ました。

朝も昼も夜も、太陽が上がっている常夜だった町、


――――――吉原桃源郷



吉原炎上篇

弐拾参▽吉原炎上篇収録終了座談会→←弐拾壱▽ウオッフォー


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設定タグ:銀魂 , 銀魂’ , 妄想   
作品ジャンル:アニメ
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冬目(プロフ) - グミ13さん» おー!なんか嬉しいですね(笑) と言っても私のはペンネームなんです(^-^; (2018年4月11日 21時) (レス) id: ac65269093 (このIDを非表示/違反報告)
グミ13 - 冬目里桜さんの名前を見てこりゃびっくり!僕の名前と同じ名前ですた^^里桜(りお) (2018年4月11日 20時) (レス) id: 56aab0f402 (このIDを非表示/違反報告)
冬目里桜(プロフ) - 自称サド姫さん» おぉ!なら作者とも同じですね♪ありがとうございます。頑張ります♪ (2013年7月23日 16時) (携帯から) (レス) id: e053176850 (このIDを非表示/違反報告)
自称サド姫 - めっちゃ、面白いです!!主人公が自分と同じ関西人ということに親近感がわきます!!更新頑張ってください。 (2013年7月23日 15時) (レス) id: 37956fb5f7 (このIDを非表示/違反報告)
冬目里桜(プロフ) - リンダさん» ありがとうございます!頑張ります(*^□^*) (2013年7月6日 8時) (携帯から) (レス) id: e053176850 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:冬目 | 作成日時:2012年10月29日 21時

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