５…side:You ページ43
☪*｡꙳
「……なんだその目は」
「いえ別に。部長の好みが知れて良かったなと思いまして」
「そういうことじゃねぇよ。なんだ？ 嫉妬か？」
「馬鹿言え。嫌味だっての」
「A先輩……って、え？ 桃城知ってんのかこの人の事？」
「はぁ？ 何言ってんだよ神尾。知ってるも何も、氷帝の唯一のマネージャーじゃねぇか」
「え！ あ！ そうだったんすか！ これは、勝手に勘違いを……！！ しかも知らないとかめちゃくちゃ失礼なこと言ってすんません！」
「や、別にいいよ。私が入ってから多分ぶつかったことも無いし。っていうかマネージャーなんか知らないの当たり前でしょ」
「それより、跡部さん達は何してんすか？ もしかしてデート？」
「いや、なんで皆そっち持って来たがるの本当に」
「そうだ」
「サラッと肯定すんなバカ部長」
「……！！ やっぱり、デキてたんすかアンタら！ こりゃ大変！」
「やっぱりって何よ。一度もそんな姿見せたことないでしょうよ。違うよ、桃城君は知ってるでしょ。越前くんと試合した時のご褒美！ それで連れてこられてんのよ無理矢理」
「あ、あぁ。あれか。え？ でもデートでストリートテニス場？ 意外とアクティブなことしますね跡部さん」
「もっと言ってやって桃城君。私もその真意は知らないから」
「アーン？ 逆にどこなら、良かったってんだ。ホテルとかのが良かったのかお前は？」
「……神尾君、やっぱり私もそっち入れてもらえる？ やばいわこいつ」
「はい！ 是非是非！ あ、良かったら桃城達も一緒にやらねぇ？」
「おー、じゃあお言葉に甘えて」
「ばか、冗談に決まってんだろ。いいから戻ってこいよA」
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作者名：2ytluvuusham081 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/2ytluvuush1/
作成日時：2020年10月19日 0時
