８…side:You ページ27
☪*｡꙳
「何故！？ 何故はこっちのセリフだよ！？ 仮にも男女で一緒に寝る馬鹿がどこにいんのよ！ 恋人でもないってのに！」
「恋人じゃなくたってセ フレだって寝るだろ。さっき言ってやった嘘の中に答えあるから自分で考えろよ」
「考えても分かんないから聞いたんでしょうよ！ ってか、なに？ まさかアンタ私の事セ フレ認定してんの？｣
「それはしてねぇよ。俺とまだシたことねぇだろお前は」
「まだ！？ まだどころかこれからもないっての！ それなのにまだもくそもあるか！」
「ハッ、それは分からねぇだろ。俺は前々から言ってるじゃねぇの。一回お前を抱いてみてぇって」
「ばっ、馬鹿なの本当に！？ 脳内真っピンクかって！ 女なら誰でもいいんか！ アンタは！」
「んなわけねぇだろ。俺がそこまで飢えてないことくらい見てわかるだろお前だって」
「いや分かるよ！ 分かるからこそなんで私と一緒に寝たのって聞いてんの！」
「うるせぇなぁもう。別にいいじゃねーの減るものでもあるまいし。そんな目くじら立てることじゃないだろ。たかが一晩一緒に寝たくらいでよ」
「たかが一晩って、いやいや！ 減ったよ！ 確実に減ったよ私の中の何かが！！」
「じゃあ一体どうして欲しかったんだよ。この俺様と添い寝なんざなかなか出来ねぇってのに何がそんなに不満なんだお前は。普通なら頼まれてもしないものをしてやったんだからむしろ有難く思えよ」
「いやいや私をアンタの取り巻きと一緒にしないでくれる！？ いつ私がアンタと寝たいって言ったよ！ 思ったことすらないよ！」
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作者名：2ytluvuusham081 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/2ytluvuush1/
作成日時：2020年10月19日 0時
