脳漿炸裂ボーイ４【跡部 景吾】

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いや待てよ。






ってことはなんだ？






私も例外ではないってことか？？






いやまぁ別に部員達と話したい訳じゃないから

それはいいんだけど。






え、でも、だったら私、

部活中は跡部先輩としか話せないってこと？？






一時的なマネージャーと言えど、夏休みだから学校もない以上

この夏休みはほぼ跡部先輩としか関われないってこと？






なにそれ。なにその鬼の所業。






いや、キツすぎん？ 修行僧ばりの苦行なんだが。






何が楽しくて自分のストーカーと一心同体気取らなあかんの？






いやまぁ、この道を選んだのは私なのだから

文句を言う筋合いもないんだけども

まさかここまでとは思ってもみなかった。






もっとちゃんと条件聞いておけばよかった。






自ら丸坊主になる前にストレスで禿げる気すらする。






……待て。






待て待て待て。






そういうことか。






だから求めてるのは普通のマネージャーじゃないなんて言ったのか。






普通のマネージャーは部員どころか

部長である跡部先輩とすら話せないから。






ならば、俺様専属の意味を完全に舐めて理解していた。






異なった解釈をしていた。






彼が言いたかったのはただの俺様の身辺世話をしろ、ではなく、

本当に俺様だけを見て、俺様とだけ話してろってことか？






ついでに言えば最近やたらとテニス部の先輩たちと絡んでることを知って

お前は、他の奴となんか仲良くしなくていいんだよって言いたいんか？

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