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✩.*˚
「何を今更。
んな事言ったら俺様に対するその態度だけでも吊るし首もんだっての」
「はは、上手いこというじゃねーの。やるなお前」
「おい、俺の言ったことひとつもわかってねぇだろてめぇ。
自覚あんならもう少し慎みな」
「まぁそれはそれで置いておくとして」
「スルーさせようとすんじゃねぇよ。
その口の利き方いつになったら直すんだ一体」
「とりあえず、お支度くださいな。
私は朝ポテチ貪ってお待ちしてるんで」
「……支度だ? 何もねぇって言ったじゃねーの俺は」
「え? 結局行かないんですか散歩?」
「いや、行かねぇだろ。なんで今の流れで行くと思ったんだ逆に」
「えー。でも私は行きたくなっちゃったんで。
だから着いてきてください景吾様」
「なんで俺がついて行かなきゃなんねぇんだ。
何一つ理解が追いつかねぇよ」
「だから言ってんじゃないですか。
私は景吾様から離れる訳には行かないんですよ。
でも散歩は行きたいんですよ。
だから着いて来いって言ってんだよ頭悪いなもう」
「ハッ、行かねぇよ絶対に。
そんな言い方じゃ尚更嫌に決まってんだろうが」
「なら、どうしたら行ってくれます?
キスでもしたら行ってくれます?」
「……は?」
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作者名:2ytluvuusham081 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/2ytluvuush1/
作成日時:2020年11月22日 11時