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■Day4 Change ページ24

✩.*˚



「お荷物お持ちしましょうかっ、跡部様!」

「喉は乾いてませんか! 何か買ってきましょうか、跡部様!」

「今日もお美しいですね、跡部様!!」





「おい、もういい加減目障りだ。失せろ」





 次の日、学園に着いた瞬間からやたらと擦り寄ってくる雌猫に
我慢の限界を迎えて蹴散らす一言を掛けた。


「酷い……!」と涙ぐむ彼女を見てもなんの同情も湧かないのは
それが全て演技だと分かっているからで。


なにが跡部様だ。なにがお美しいだ。

俺様の事を貴様だの童貞だの馬鹿にしてきやがった口から
よくそんな虚言がポンポン飛び出てくるもんだぜ。



 そのキャラクターの切り替え力は
最早尊敬の念を抱くレベルだと嘲笑を見せつけ
彼女を放置してその場を後にした。


向かった生徒会室で1人文化祭の資料に目を通していれば、
突然背後に人の気配を感じ、振り返る。


当たり前だが、誰もいるはずはなく。


気の所為かと視線を資料に戻した瞬間。





「さすが、お金持ちの学園は遣う費用の規模が違いますね」

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作者名:2ytluvuusham081 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/2ytluvuush1/  
作成日時:2020年11月22日 11時

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