��side:You ページ32
「わざわざ思い出させてやるあたりまじで最低だな岳人」
『本当だよ、人を貶めて楽しいか！！』
「悔しかったら満点とってみそ。
そのための会議なのに、1人だけ抜けがけは許さん」
「まぁでも、今までテストの結果を監督に怒られても
跡部は鼻で笑ってるだけだったのにな。
なんで今回になって急にブチ切れてんだろうなあいつ」
「さぁ？ 3年になるからじゃね？」
「跡部は学年なんか気にする性じゃねぇだろ」
「マネちゃんが告白されて
動揺してるのが気に食わなかったんじゃないの〜？」
『……時々ジロちゃんってとんでもないこと言い出すよね』
「……え？ 跡部ってAのこと好きなの？」
『んなわけ。単に堪忍袋の緒が切れただけでしょ。
仏の顔も三度までってね』
「いや、あの跡部のことだぜ。ありえる。
あと、俺らのテストが悪いなんて三度どころじゃねぇからな！」
『なんでちょっと威張ってんのがっくん。
あの跡部のことだからありえないんでしょーが』
「だとしたら激ダサだな跡部」
「マネちゃんモテモテ〜」
『ややこしくなるからジロちゃんはちょっと黙ってて』
「じゃあ、別に俺たちが頑張る意味ねぇじゃん。
解決したから解散だ、解散」
「やった〜！ じゃあオレハンバーグ食べよっと」
『わーい！ ってなるか！！
現実逃避すんのやめなさいよ！！』
「じゃあ俺、ピザ」
『アンタ達がやる気ないって全部伝えるからな跡部に』
「さぁ、おふざけはこの辺にして。
話し合いを続けようじゃないか諸君！」
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作者名：2ytluvuusham081 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/list/2ytluvuush1/
作成日時：2020年10月25日 2時
