Caramel×Pudding Part２ -四葉環- (ページ28)

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No.68 ページ28

『よし！完成。』

「これはすごい。絶対喜ばれるよ！」

『喜んでもらえたら嬉しいけど

味が心配なんだよね。』

「さっき私が味見したから！

美味しいから大丈夫！」

『そうだよね.....大丈夫だよね。』

「そうそう！よし、ラッピングしよ。」

『うん。』

島田「お嬢様、ご友人がいらっしゃいましたので

お部屋にお通ししておきました。

A様と玲奈様、お茶はどうされますか？」

「私は紅茶で。」

『私も紅茶でお願いします。

玲奈も先に部屋行ってて大丈夫だよ。

あと2人分ラッピングするだけだから。』

「あ、了解。じゃああと頑張って。」

『うん、ありがと。』

顔も知らない人に

お菓子を作ったのは久しぶりだ。

美味しいだろうか。

しっかり分量は確認した。

美味しいはずだ。

玲奈も美味しいって言ってくれた。

大丈夫。

そう心を落ち着かせてラッピングの仕上げをする。

帰るときに渡すのを忘れないように。