No.57 ページ17
『___Have faith in your dreams ___』
『____So this is love.....hmm___』
『___that you wish will come true...』
「.....それ、懐かしい。」
『あ、玲奈。ごめん言わずに教室抜け出して。
.....この曲覚えてる?』
「確か、ソウ兄が弾いてくれたやつ。」
『うん。A dream is a wish your heart makes 。
一昨日不意に思い出して。
昨日調べて練習したの。』
「ソウ兄.....懐かしいねって言いたいんだけど、
一昨日見たの!」
『.....え?どこで。』
「本人かはわからないんだけどね.....」
コンコンと音がしてスタジオの
入口を見ると和泉くん。
一織「お話中のところすいません。
お昼一緒に食べてもよろしいですか。」
『あ、うん、もちろん!玲奈行こう。』
「うん。」
『あ、環くん.....おはよ。』
環「ん、おはよ。」
一織「お昼ですけどね。」
「『.....。』」
玲奈「ま、まあいただきます!」
『いただきます。』
玲奈「.....そうだ。A、一昨日どうだった?」
『一昨日?あ.....断った。』
玲奈「.....やっぱりかー。」
環くん「なんかあったの。」
玲奈「ん?お見合い.....あっごめん.....」
.....知られたくなかったのに。
一織「お見合いって、この歳でですか?」
『お父さんとの約束なの。』
一織「どんな約束なんですか?」
聞かれたら話すしかない。
大切な友達だし。これ以上隠しても、
学園のことは知ってるのだからと
すべて話した。
環「.....。」
玲奈「まぁ、Aも乗り気ではないしね?」
『そうだね。ただ、20歳までに
っていうのは守りたいと思ってる。』
玲奈「あと3年か.....」
74人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れたす | 作成日時:2016年12月25日 10時