5 大我side ページ9
大我side
何この子すごくかわいいんだけど！
名前を聞きたかったのにその子は下を向いて泣き始めた
京「ごめんね！え…なんで泣いてるのー」
俺何か悪いことしたのかな？変な人だと思われたとか？
考えても考えても分からないが、女の子の持っているプリントに目がいった
よし！ここは先輩らしく
京「もしかして新入生かな？迷子になっちゃったの？」
少し俺の顔を見ると女の子はコクりと頷く、そしてプリントを見ると402に集合と書かれている。
京「402教室に行きたいんだね。案内するから泣かないで？」
頭とか撫でたり、少し触れたかったけど女の子泣いてるし俺を見てもっと泣くからここは普通に声をかけるだけにするか
行くよといい歩き出すと女の子は不思議な顔をして俺の後をトコトコと付いてくる。
その姿が可愛すぎて、小動物っぽくて今すぐにでも抱きしめたい気持ちがあったけど泣かれるから我慢
そして402教室に着き、後ろを振り返り
京「はい！ここが402だよ。だからもう泣かないで」
と言っても泣いてるからハンカチを差し出した。
普通の女の子なら俺みたいなイケメンにハンカチを差し出されたら使って、洗って返すので連絡先を教えてください！とか言うじゃん？それを少し期待してたのに
まさか女の子は鞄から自分のハンカチを出して涙を拭きはじめた。こんなこと始めてだったし振られた気持ちになり失笑してしまった
でも、仲良くなりたいし名前も知りたいから
京「えっ、そんなに嫌だったの？なんかショックだけど…友達になりたいから名前教えてくれる？」
ここまで言えば話してくれるでしょう！
なのにその女の子はジロっと見ると頭を下げて教室に入ろうとする
なに？！完全に無視なの？これは俺すごい傷つくよ。でもどうしても知りたかったからその子の腕を掴んで
京「俺の名前は、京本大我！君は友達になりたくなくても俺は友達になりたいから！また会えたら教えてくれる？」
そういうと、俺の手を振り払って頭を下げて教室へ入っていく。
フラれた俺…
でも俺は絶対にあの女の子から名前を教えてもらって、お話しするんだ！
そう心に決め体育館へと足を運んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 730人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Min(プロフ) - 黎音さん» ご指摘ありがとうございます！寝ぼけながら書いてるのでよく間違えるかもしれないので教えてありがとうございます。 (2020年6月29日 0時) (
レス) id: e9929fd734 (このIDを非表示/違反報告)
黎音(プロフ) - 39の新太郎は大爆笑、ジェシーは…のところ慎太郎ですよね (2020年6月28日 20時) (レス) id: 4c2c4c6e06 (このIDを非表示/違反報告)
Min(プロフ) - たぴおかさん» コメントありがとうございます！私もあの大人っぽさが本当に羨ましいので日々勉強してます笑 (2020年6月19日 8時) (レス) id: e9929fd734 (このIDを非表示/違反報告)
たぴおか(プロフ) - 北斗くんおめでとうですね！私は北斗くんと10歳差で少年忍者あたりの格好良さ見習ってます (2020年6月18日 20時) (レス) id: 6f3eaef604 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Min | 作成日時：2020年6月15日 2時
