1話 ページ3
−−時を遡ること数時間前
貴｢よっしゃー！新作のゲーム買えたー！｣
私がテンションMAXで振り回しまくるビニール袋の中に入っているのは妖怪ウォッチの新作ゲーム。
今思えばようやくお小遣いが貯まって買えたことに、少し…いやかなり調子に乗っていたんだと思う。
振り回しすぎて手から離れたそれは道路の真ん中へと飛んで行った。
私はすぐ近くから曲がってきた車に気付かず、勢いのままに飛び出てしまった。
……それが私の最後。
でも目が覚めるとそこは見知らぬ部屋で、目の前にはエンマ大王。
いやー、凄い事も起きるもんだね。
転生するとあの大好きだった妖怪ウォッチの世界に居るだなんて……
じゃない！！え、ほんとに私死んじゃったの？
ゲーム高かったのに…楽しみにしてたのに…。
ｴﾝ｢お前、人の話聞いてる？｣
貴｢あ、ええーっと…。なんの話でしたっけ？｣
ｴﾝ｢ハァ……ここまで人の話聞かねぇ奴初めて見たぜ。
お前、名前は？｣
貴｢え、さっき言いましたよね？｣
ｴﾝ｢いや、人間の時のじゃなく、妖怪名。｣
貴｢よ、妖怪名？？｣
ｴﾝ｢まさかお前、妖怪名のこと知らねぇのか？｣
貴｢はい、分かりません。｣
ｴﾝ｢その様子だと名前すら決まってなさそうだな…。
仕方ねぇ、妖怪市役所行くぞ。説明は行きながらだ。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
龍己(プロフ) - サクヒさん» 好評&登録&応援ありがとうございます！(*´∀｀*)まだまだ初心者ですが、暖かい目で見守って下さると嬉しいです笑 (2018年7月8日 1時) (
レス) id: b3df7f8597 (このIDを非表示/違反報告)
サクヒ(プロフ) - 好評＆登録しました！かんばってください応援してます！(*^^*) (2018年7月8日 1時) (レス) id: 86e928f543 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：龍己 | 作成日時：2018年7月8日 0時
