乗っ取り？絶対来るとこ間違えただろ。【刀剣乱舞】 (ページ6)

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乗っ取り５ページ6

『そうだ････ちょっと待っていろ、こんのすけに聞く』

「？」

私はその場にこんのすけを呼び出した。

急に呼び出して悪い。と謝罪しながら聞きたかったことをすかさず聞いた。

こんのすけは「そうですね････」と、どこから出したのか、資料をペラペラと捲りながら
問いに答えた。

「見習いが欲している刀は････打刀では、「へし切長谷部」「加州清光」「亀甲貞宗」。太刀では、「燭台切光忠」「鶴丸国永」「三日月宗近」「小狐丸」「一期一振」「鶯丸」「大包平」「明石国行」。大太刀では、「石切丸」「蛍丸」。＿＿＿＿＿＿＿といったところでしょうか」

『そうか、ありがとう。････と、いうことだが･･･』

どうする、と聞こうとして言葉を詰まらせる。

大広間に広がる空気が最悪だったからだ。

「････主はどう思ったの」

『え？えーと･･･見事にレア刀剣ばっかりだなぁと･･･』

「だよね！？そうだよね！！なのにその中に俺が居るってどういうこと！？」

「いいや、俺もだ！加州よりはまだ高めだが、それでもレアというわけではないぞ！？」

「ゆ、揺さぶらないで下さい････！･･･ごほん。見習いはレア刀剣に限らず、自分の気に入った刀剣は自分の物にしたいという人間なのです。へし切長谷部、加州清光は主ガチ勢と呼ばれる刀剣ですし････すぐに寝返ると思ったのでは」

「見習い殺してもいいよね？」

『ダメだ！！ったく････で、だ』

私は加州を宥めながら刀剣たちに向き直った。

『これを踏まえたうえで、鶴丸の言った作戦を実行しようと思う』

「そうだな！それじゃあ、今こんのすけがあげた刀達は全員寝返る振りを････」

「誰が見習いなんぞに寝返るか！！俺は何があってもやらないからな！！」

「大包平、振りだぞ振り」

「主以外の人間に仕える･････？？？そんなことをするくらいなら折れたほうがマシだ･･････」

「もし見習いに擦り寄られたらと思うと････虫唾が走る。思わず首を刎ねてしまうかもしれんなぁ」

『･･･････お、大包平と長谷部と三日月はいつも通りでいいぞ････』

「「「ええええ！？！？」」」

いやだってさ･････こいつらの顔マジだもん。

大包平に演技なんて出来そうにないし、長谷部はマジで折りそうで怖いし、
三日月もやりかねない。

これで平気に話を進める奴はメンタル強すぎると思う。