恋の相手 (ページ4)

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Aside

クラス発表の日は

いつもと違う時間に来ることになっていて、

学校に行くともう予鈴がなっていた

「クラスどこだった？」

そう、急ぎめに聞いてくるのは小学校からの友達の
舞衣。

『私は５組。舞衣は？』

舞衣「２組。」

ちょっと悲しそうな感じで言う舞衣。

まあ私も悲しいけど、

去年も違うクラスだったし

舞衣「あっ！黒田くんとクラス同じだ！」

さっきまで悲しそうにしてたのに、

いきなりハイテンション

舞衣は黒田くん好きだからな〜

去年体育するとき隣のクラス同士でしてて、

その時に好きになったらしい

先生「予鈴なったのにまだこんなところに

　早く教室行きなさい」

『はい』

舞衣「じゃ、また後でね」

『うん、じゃーね』

結局同じクラスに誰がいるのか分からず、

クラスと番号だけ見て教室に行く

間に合うかな？

クラスは２階だけど靴箱から遠い

思いっきり走って教室に向かう

初日から遅刻はやだ！

やっと教室についたと思ったときに

時計を見ると後１分だったから

どこの席に座るかも見ずに自分の出席番号の

ところに座った

クラス替え最初の席は出席番号順だし、

去年と同じ番号だから間違いないと

謎の自信で自分の席であろう席に座った

席に着く前に気がついた。

檜山がいる

同じクラスに。