恋の相手 (ページ13)

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Aside

何に驚いたかと言うと檜山も美化委員に

手をあげてて、

え、ってなったけど約束したし、

まあそんなに気にすることでもないかって

長瀬「美化委員はAと檜山ね」

しかも男女ともに被りなし

凄い運

舞衣はちゃんとなれたかな

私だって知り合いいないのは苦しいよ

なってもらわないと

長瀬「先生全委員会決まりました」

担任「お！このクラスは決まるのが早いな

今年最初の委員会は今週の金曜の放課後です」

長瀬「それって今日ですか？」

担任「あ、そうだった笑

今日です、今日の放課後に顔合わせと

説明みたいな感じなので」

嘘でしょ、今日とか早すぎる

しかも長瀬がツっこんでくれなかったら

多分気づいてなかったし

担任「はい、ありがとうふたりとも席にかえって」

委員会決めが終わったからか学級委員のふたりが

席に戻って先生の話になる

担任「このクラスは決めるのが早かったから

ちょっと早めに休憩にでもするか」

「やったー」

担任「じゃ、委員長号令よろしく」

ありさ「起立、気を付け、礼」

「ありがとうございました」

「長瀬よく学級委員やろうと思ったな」

長瀬「いや〜、１回やってみたいと思ってたんだよ」

「ほんとかよ〜」

美和「Aちゃん美化委員なれたね」

『うん、被ってなくてほんとによかった』

美和「被ったらほぼ運だもんね」

『そうそう、じゃんけんだもん』

「Aー！」

『え、舞衣！？』

誰かに呼ばれたと思ったら廊下に舞衣がいて

手まねきされてる

『ちょっと行ってくるね』

そう
美和ちゃんに言って舞衣のいる廊下に行く

『どうしたの？』

舞衣「委員会！どうだった！？」

『ちゃんと美化委員なれたよ』

舞衣「よかった、私も！

あと、黒田くんと一緒なの！」

『ほんと！よかったじゃん

早速しゃべれんよ！』

舞衣「ちゃんとしゃべれるかな？

Aのクラスは同じ委員会の男子！」

『え、檜山だけど』

舞衣「え、檜山なの」

舞衣と檜山って関わりあったっけ？

舞衣「檜山って黒田くんと仲良いらしいよ」

『そうなの！小学校違うのに？』

舞衣「なんか、習い事で知り合ったらしい」

『どこ情報？』

舞衣「ひみつ、

じゃ、そろそろチャイムなるからかえるね」

『うん、また放課後ね』

舞衣「おけ、ばいばーい！」

そう言って手を振った舞衣に手を振った