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「別に、そっちはあんま求めてなかったんだけど……」
「あ！？」
何故か目を吊り上げるかっちゃん。
貴方の怒っている原因は何だ。
チッ、と小さく舌打ちをしたかっちゃんは、強引に私の口を塞いだ。
驚いて顔を動かそうとすると、後頭部を抑えられ、また唇が重なる。
かっちゃんは私の唇を舌で器用に開ける。
二人きりの静かな部屋に、舌の絡む音が厭らしく響く。
二人とも息が切れてきた頃にやっと、距離が少し遠くなる。
「かっ、ちゃん……」
「何で、急に……」
「あ？察しろや。」
「褒美なんて言ったのも、お前とキスしたかったからだよ。」
「わざと簡単な問題も出してやったんだ。」
あれ、簡単なヤツだったんだ……
その事実に若干のショックを受けつつ、その前の言葉について考える。
キス、したかった…？
「こんな状況なのに、なにもしねぇ男がいるかよ。」
「もうちっと、付き合えや。」
かっちゃんは私の身体をベッドに倒す。
私は彼の言うとおりにすることにした。
唇を重ね、今度はお互いに舌を絡ませあう。
さっきよりも激しい水音に、身体が火照る。
どちらのモノかも分からない唾液が、口内を満たす。
口の端から、一筋、液体が垂れる。
勉強なんて、後でもいいや。
誰かが入ってくるかもしれないなんて心配も、何処かへ行ってしまっていた。
熱い息を吐きながら身体を起こそうとする彼を引き留め、私からもう一度キスをする。
すると、嬉しそうに目を細めた。
私だけが見れる、表情だ。
「可愛いな、Aは。」
さっきまで散々私を罵ってた人と同一人物とは思えない。
「勉強する気、あるか？」
「全く。」
「じゃあ、続き、すっか。」
私は静かに頷いた。
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ノエル様、リクエストありがとうございました！
最近低浮上な作者ですみません……
切島と鉄哲の誕生日ですね！(10/16)
おめでとぉぉぉぉぉおおおおお！！(うるさい)
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桜 - 誕生日になったら，お祝いしたいです (4月11日 17時) (
レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 作者さんの誕生日は，いつですか？ (4月11日 17時) (レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 轟焦凍×爆豪勝己×激甘の続きがほしいです。お願いします。 (4月11日 16時) (レス) @page17 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
レミー - リクエストで，死柄木や荼毘をヤンデレにして欲しいです (2023年2月4日 6時) (レス) @page34 id: 069b817a50 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ドキドキしすぎて涙でそ… (2023年1月25日 21時) (レス) @page28 id: b271341cb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年7月29日 1時
