▼ ページ41
「ひゃあ……っ！」
耳をヌルッとしたモノが這い、びっくりして椅子から落ちそうに。
「危なっかしいな、テメーは。」
かっちゃんに体を支えられ、怪我はせずに済んだ。
「急に、やめてよ……ん…っ」
首筋を甘噛みされる。
「あっ、ん……はぁ……」
私が耳が弱いことを知ってか、かっちゃんは執拗に耳を攻めてくる。
「A……」
彼の低い声で色っぽく名前を呼ばれて、背筋に電気が走ったような感覚が。
「見えてないと、いつもより感じやすいみてぇだな……？」
「あ……っ」
かっちゃんの手が、短いスカートで露出された太股を撫でる。
「俺は少し触っただけだけどな……？」
触れるか触れないかのギリギリを、厭らしく彼の手が動く。
「あぁクソ、邪魔だ。」
私の前にあった机を、かっちゃんがどかした音がした。
気配が遠ざかり、また彼がドコに居るか分からなくなる。
「かっちゃん……？」
「ココにいるぞ、お前の目の前。」
鎖骨の辺りを、彼の舌が這う。
「いや……っ」
「嫌、だぁ？ そんな甘い声で言われても、説得力ねぇよなぁ？」
頬を、何かが伝う。
私の涙か。
かっちゃんの言うとおり、いつの間にか、この快楽に溺れてしまっている私がいた。
キス、して欲しい……
そんな私の気持ちを察してか、唇に柔らかいモノが触れた。
彼を求めるように、ソレに吸いつく。
自分からこんなことをしたのは初めてだった。
かっちゃんは私の唇を舌でなぞると、器用に私の口をこじ開け、舌を絡ませてきた。
私も必死に舌を絡める。
夢中で、何度もキスをした。
「チッ、もうこんな時間かよ。」
かっちゃんの舌打ちとともに、視界が明るくなった。
「へへ、スゲェ顔してんぞ。 俺のせいでトロットロに溶けてる。」
離れていこうとする彼の首に、腕をまわす。
「やめないで……」
「もっと、して……かつき……」
こんな誘惑でも、彼のスイッチを入れるのには十分だったらしい。
もう一度、キスをされる。
「チッ、寮で続きはするつもりだったが……ここで、今する。」
―――「俺を狂わせたお前が悪い。」
・
・
。+❤ฺ・。❤ฺ・。+❤ฺ・。❤ฺ・。+❤ฺ・。❤ฺ・。+❤ฺ・。❤ฺ・。+❤ฺ・。❤ฺ・。+。+❤ฺ
満月様、リクエストありがとうございました！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 984人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜 - 誕生日になったら，お祝いしたいです (4月11日 17時) (
レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 作者さんの誕生日は，いつですか？ (4月11日 17時) (レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 轟焦凍×爆豪勝己×激甘の続きがほしいです。お願いします。 (4月11日 16時) (レス) @page17 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
レミー - リクエストで，死柄木や荼毘をヤンデレにして欲しいです (2023年2月4日 6時) (レス) @page34 id: 069b817a50 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ドキドキしすぎて涙でそ… (2023年1月25日 21時) (レス) @page28 id: b271341cb9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年7月29日 1時
