切島鋭児郎×激甘×お風呂 ページ37
「二人とも、遅くまで悪かったな。 早めに風呂を済ませて寝るように。」
「はい。」
「先生、おやすみなさーい。」
時計を見ると、短い針は10の少し上を指している。
もう寝てしまっているヤツもいるだろう。
「Aまで、なんか悪ぃ。」
「ううん、大丈夫だよ！」
合宿の夜。
夕飯を済ませ、片付けをしていると、相澤先生に仕事を頼まれた。
俺が頼まれたことなのに、Aまで付き合わせちまった。
「女子って、そういう…寝る時間とか、気にしねぇの？」
「はは、私、女子力無いもん。」
「それに、彼氏が苦労してたら手伝うのが当然でしょ？」
"彼氏"、か……
改めてそのことを実感し、顔が熱くなる。
この後は、風呂入って……
俺の中に、一つの考えが思い浮かぶ。
え、何考えてんだ、俺。
「A、風呂どうする？」
「どうするって……」
「一緒に、入らねぇ？」
「えっ、えぇぇぇぇ！？」
Aと同時に、心の中の俺も叫んでいた。
今、何言った、俺！？
｢お先にどうぞ｣とか、もっと男らしいセリフあっただろ！？
いや、逆に男らしいのか？
って、そうじゃなくて！
頭の中で、二人の俺が格闘する。
言ったことを取り消そうとした時。
「……いいよ。」
「……えっ？」
「ま、マジで？」
「何回も言わせないでよ。」
Aは、顔を真っ赤にして俯いている。
まだ冗談だって言えば間に合う？
でも、Aが可哀想になっちまう。
俺は、覚悟を決めることにした。
擦れ違いざまに、耳元で囁く。
―――「先行って待ってる。」
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桜 - 誕生日になったら，お祝いしたいです (4月11日 17時) (
レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 作者さんの誕生日は，いつですか？ (4月11日 17時) (レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 轟焦凍×爆豪勝己×激甘の続きがほしいです。お願いします。 (4月11日 16時) (レス) @page17 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
レミー - リクエストで，死柄木や荼毘をヤンデレにして欲しいです (2023年2月4日 6時) (レス) @page34 id: 069b817a50 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ドキドキしすぎて涙でそ… (2023年1月25日 21時) (レス) @page28 id: b271341cb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年7月29日 1時
