轟焦凍×お泊まり ページ3
「轟くん！」
「お。」
「"お。"って何！」
轟くんはいつも驚いた時の反応が悔しいくらいに可愛い。
「明日から夏休みなんだし、轟くんの家行ってみたいなぁ〜、なんて思ったんだけど……」
「家……？」
「やっぱりダメ？」
「いや、明日はアイツもいねぇし、いいぞ。」
「ほんと！？」
てか、アイツ？
あぁ、エンデヴァーのことね…。
「あ、僕お邪魔みたいだね……」
さっきまで轟くんと話していたデクくんは、顔を赤くしてどこかへ行ってしまった。
なんか申し訳ない。
「じゃあ明日、楽しみにしとくね！」
「おぉ。」
……明日？ よく考えたらめっちゃ急だったな。
ま、いっか。
♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。♡*。
-翌日-
「わざわざごめんね！」
「気にすんな。」
大丈夫って言ったのに、轟くんはわざわざ家まで迎えに来てくれた。
「ウチの娘をよろしくね！ Aも、迷惑かけないようにね！」
「あ、はい。」
「もー、分かったから！ お母さんは速く戻って。」
「お母さんったら…… なんかごめんね。」
「……仲良さそうだな。」
轟くんの表情が曇る。
「あ……」
轟くんのお母さんって、ずっと入院してるんだっけ……
「もしかして、嫌なこと思い出させちゃった…？」
「いや、大丈夫だ。」
暗かった轟くんの表情もすぐに元に戻り、色々話していると、あっという間に着いてしまった。
「ここだ。」
「えっ、広っ。」
「そうか？」
目の前に現れたのは、うちの何倍もありそうな日本家屋。
「焦凍？ お帰り！」
「姉さん……」
奥から可愛らしい女の人が出てきた。
轟くんのお姉さん、確か小学校の先生って言ってたっけ……
お姉さんは、私を見て驚いた顔をした。
「お、お邪魔します。」
「焦凍、彼女いたの…！？」
「言ってなかった、ごめん。」
「えっと、名前は……」
「あ、Aです。」
「Aちゃん！ 可愛い名前ね。」
「焦凍が迷惑かけてない？ 大丈夫？」
「轟くんはとっても優しくて、毎日楽しく過ごさせてもらってます…！」
「そう、よかった。」
彼女は微笑んでホッと胸を撫で下ろした。
こんな可愛いお姉さん欲しい。
「私、ちょっと出かけてくるから。 Aちゃん、気遣わなくていいから、ゆっくりしてって！」
「ありがとうございます。」
この広い家に、轟くんと二人きりになった。
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桜 - 誕生日になったら，お祝いしたいです (4月11日 17時) (
レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 作者さんの誕生日は，いつですか？ (4月11日 17時) (レス) @page34 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 轟焦凍×爆豪勝己×激甘の続きがほしいです。お願いします。 (4月11日 16時) (レス) @page17 id: 1ecfe5f693 (このIDを非表示/違反報告)
レミー - リクエストで，死柄木や荼毘をヤンデレにして欲しいです (2023年2月4日 6時) (レス) @page34 id: 069b817a50 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ドキドキしすぎて涙でそ… (2023年1月25日 21時) (レス) @page28 id: b271341cb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさもっち。
| 作成日時：2018年7月29日 1時
