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※Wonwoo side.
彼女たちがアパート前で別れるのを見て、これは見極めるチャンスか？と思って待ってみた。
今まで色んなタイプの女性を見てきたけど、
メンバーのペンだと言いながらも2人きりになったら色目を使ってくる人もいた。
この子はジュニペンでミンギュの幼馴染。
俺としては可愛い弟の想い人である彼女がそんな人だとは思いたくないが、
一応、確かめる必要はあるだろう。
チャニへの土産も出来たし←
「そちらに掛けて待ってもらえますか？」
特に飾り気のないシンプルな部屋で彼女に促されたのはソファー。
うちの程じゃないけど、なかなか良い座り心地だ。
この家のどこかに俺たちのグッズが隠れているんだろうか？
「何か飲まれますか？…と言っても、コーヒーかお茶か野菜ジュースしかないんですけど…」
そう言って見せられたのは、この前チャニが彼女にあげたのと同じ野菜ジュースの大パック。
流石、ウリチャナ。
カラットの味覚まで掴むとは←
「野菜ジュースで」
「はい、わかりました」
「…ウォヌさん、この後ご予定はありますか？」
野菜ジュースの入ったコップをソファー前のテーブルに置くと彼女が言った。
WN「ん？特にないけど？」
「じゃあ、私にその時間を少しいただけますか？」
WN「…あぁ、いいよ」
「ありがとうございます♪」
すると、彼女の手が俺の方に伸びてきた。
少し軋むソファー。
香水だろうか？
淡い優しい彼女の香りが香る距離。
なんだ…
この子もあの人たちと同じか…
部屋にもすんなりあげたし、
下心ありなら納得。
そんな事を思った次の瞬間、
「良かったらテレビでも見ててください」
とリモコンを渡された。
どうやら、ソファーの後ろ側にリモコンなどを入れるラックがあったらしい。
WN「…ありがとう」
礼を告げると彼女は優しく笑って、キッチンの方へ移動した。
ぅわ、俺恥ずかしっ！
勘違いに顔に熱が集まるのを必死に抑えて、リモコンのスイッチを押した。
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作者名：chuka | 作成日時：2022年6月14日 17時
