夢の中のエイン２ (ページ32)

今日:20 hit、昨日:1 hit、合計:44,174 hit

80.騒しい部屋ページ32

※Jeonghan side.

俺は今、スンチョルとシュアに捕まってる。

酒を飲むでもなく、俺の部屋で。

SC「ヤー、ジョンハナ？お前、Aちゃんがこっちにいる事知ってただろ？」

JH「…何の事？」

JS「いつもなら面白がって何かしらAction起こすのに、今日は彼女の引っ越しの話の時以外はずっと皆の様子見てたよね？」

いつもの事ながらよく見てる事で。

俺の事、大好きじゃんww

JH「うん、知ってた」

SC「やっぱりなー」

JS「僕らに隠し事なんて水臭いんじゃない？」

JH「こうなる前に言おうとは思ってたんだけどw」

SC・JS「遅い(よ)」

JH「ww」

JS「でもさ？今回の事、どう思う？」

SC「どうって？」

JS「僕たちの中で、例え夢だとしてもミンギュはずっと好きな人を言ってたじゃない？」

JH「おん」

JS「今までは夢だと軽く考えて面白おかしく探すの手伝ったりしたけど、それが現実で出てきちゃった」

SC「まさか実物がいるとは思わなかったしな…」

JS「でも、もし何かの奇跡で本当に夢で会ってたとしたら、何かぎこちないというか…」

JH「ミンギュとの温度差があるって言いたいんでしょ？」

JS「そう。ミンギュだけが好き好きオーラ出してる感じ」

SC「確かに…あの子はずっと一歩引いてる感じはあるな」

JH「ミンギュがアイドルだからじゃないの？」

俺からしたら、あの子も結構…

俺たちの前だからか笑顔と言葉で隠してるみたいだけど。

JS「あと夢の事、彼女はもしかしたら覚えてないんじゃない？そうだったら、彼女の中ではあの再会はかなりのブランクだと思うんだ」

SC「あー、だからぎこちないのか！」

JH「…まぁ、初めて会った時に比べたら明らかに育ってるもんな」

JS「その辺はまたミンギュに聞くとして、僕たちは可愛い弟の恋路をどうするか考えないとね」

SC「え。もしかして、反対するのか？」

JS「僕たちはどうあっても“アイドル”だから…今の肉食系ミンギュは注意が必要。それさえどうにか出来たら、僕は反対じゃないよ？個人の恋愛は尊重されるべきでしょ？」

SC「ジョンハナは？」

JH「俺もシュアに同感」

SC「まぁ、俺もだけど。俺は取り敢えず、Aちゃんが信用出来るのかを確かめたい」

JS「それもあるね。…さぁ、僕たちの中で何人が動くかな？ww」

JH「面白がってる？ww」

JS「ハニもでしょ？ww」

笑って返したけど、俺は面白がってんのかな？

ま、俺は俺で動くつもりではあるけどね。