夢の中のエイン２ (ページ30)

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78.僕たちは仲良くなりたいページ30

連絡先を交換するのは気が引けたけれど、うるうるおめめで言ってくれるものだから負けてしまった。

SG「ヌナ、アメリカーノをよく飲む僕が言うのも何ですけどあの食事はダメですよ…綺麗な肌が荒れちゃう…」

「今日は本当に疲れてただけなので…！普段はちゃんと食べてますよ？」

SG「それならいいんですけど… と言うか、敬語やめてください！これも縁なので仲良くなりたいです！だから年上なのに敬語を使われるのはちょっと…」

また出た！この目は反則だと思う。

「スングァンさんがいいなら…じゃあ、スングァンさんも敬語なしでヌナじゃなくていい、よ？誕生日、結構近いから。日本では同級生だし…」

SG「じゃあ、お言葉に甘えて…そうなの！？いつ？」

「私は…

MG「12月30日！」

　…ですw 覚えてくれてたんだねw」

MG「大事な事だから忘れない！」

「そ、そっか….//」

VN「ミンギュヒョン、聞いてたんだww」

MG「聞いてないわけなくない？」

VN「wwww」

談笑していると私の肩に優しく手を置く人がいた。

JS「ねぇ聞こえたけど、誕生日僕と一緒？」

「ジョシュアさん！そうですね！」

JS「じゃあ、妹だね。次からオッパって呼んでね^ ^」

「え」

MG「シュアヒョンまで何言ってんの？」

JS「え？ミンギュの友だちなんだから大事にしなきゃ」

SG「そうだそうだ！」

MG「あ〜、そう？うん…？」

JS「一緒の誕生日なんだし僕ともカトク交換しとこうか」

「え、あ、はい」

SG「ぅわ…流れるようなカトク交換！」

VN「出た。コミュ力の塊w」

MG「…何で皆、そんなにAに絡むの？他の友だちはそんなんじゃないじゃん」

「わわっ…」

ミンギュくんは不貞腐れたように私とジョシュアさんの間に入ると遮りながら抱きついてきた。

《ち、近い…あ、でもこれ前にメンバーさんにもしてたかも？じゃあ、これも深い意味とかないよね！平常心平常心…》

ドキドキして恥ずかし過ぎる。

でもこれが通常運転なんだと思うと何とか耐えられた。

SC「Aちゃんの話をずっと聞かされてんだから、親近感が湧いて当然だろ？…はい、離れる！」

《え…？》

疑問に思った瞬間、ミンギュくんを引き剥がすエスクプスさん。

SC「あ、これは俺のカトク。リーダーだし何かあればすぐ連絡して」

「あ、ありがとうございます」

こうして私は5人ものメンバーさんの連絡先をゲットしてしまった。

絶対、スマホ落とせない…！